ドラマやスポーツ等についてつづっています

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わろてんか111話感想「コンビとは」

今日は想像もしていなかった内容でした。なんと風太が突然キースとアサリの二人にコンビを解消してくれと頼んできたのです。専務として、今後の北村笑店、そしてお笑い界のことを考えての提案だと言いますが、正直理解できませんでした。

 

 

風太が言うには大人気のキースとアサリを別れさせ、一人は東京、一人は大阪と分散させることで二倍の集客が見込めるとのことですが、そんなに単純なものでしょうか。

 

 

もちろん、じゃあ一生このコンビでやるのかと聞かれればそうではないかもしれませんが、何も今解散することはないと思います。

 

 

でも、芸事の世界は難しいですね、一番売れている時に解散するのはアホだと思う反面、売れなくなってきたからの解散では「売れないから解散した」とどうしても思われてしまう。

 

 

つまりどのタイミングでやったところで、必ず何か言われるということ。注目してもらってナンボの世界でもありますが、時にそれに縛られてしまうこともあります。

 

 

そして最終的には風太の真剣な思いをみんなが受け止め、納得する形でコンビの解消が決まりました。キースとアサリにそれを告げる時のてんの態度が社長からの「指示」ではなく「お願い」だったことには大変好感を持ちました。

 

 

一緒にやってきた仲間だからこそわかるコンビ解消の切ない気持ち、その思いはみんな同じです。いつかこの選択が正解だったと全員が思えるようになるといいですね。いえ、そうなるようにもっとがんばるしかないですね。

 

 

最後に少しだけ隼也の話を。伊能さんのところでお世話になっている隼也、新しい世界に触れらるワクワク感で目が輝いていました。風鳥亭とはまた違った仕事ができることに喜びを感じているようです。社会はそんなに甘くないですが、ひとまず良かったですね。

わろてんか110話感想「すれ違う思い」

また新しい一週間の始まりです。先週は苦戦の末にリリコアンドシローが大ウケし、大成功、多くのお客さんがリリコアンドシローを目当てに寄席に足を運んでくれました。

 

 

キースとアサリに並び、大人気のコンビになったとのことですが、そんなにすぐに売れるものなのか、相変わらずの物語の進み方にまた少しハテナを感じてしまいましたが、あまり深く考えないことにしたいと思います。

 

 

それより、先週がリリコと四郎の週というのであれば、今週は隼也の週のようです。現在見習いの丁稚として風鳥亭で働いている隼也ですが、アメリカで学んだ新しいことを風鳥亭でやりたくて仕方ありません。

 

 

ここのところずっと売店番で、似顔絵入り饅頭の売り出しなどいろいろと隼也なりに新しいことをやってはいますが、それでは物足りないようです。まあアメリカ帰りの身とすればそう感じるでしょうね。

 

 

そしてそんな中最低でも2年の下働きをという風太のやり方ではスピード感に欠けると感じてしまうのも無理ないと思います。いつの時代でもあることですが、このジェネレーションギャップというのか、考え方の違いはなかなか埋めることのできない難しい問題ですね。

 

 

どちらが正しいということでもないですし、同じ目標だけど、アプローチの仕方が違うというだけです。でもここでまた登場するのがスーパーマンの伊能さんです。

 

 

確かに隼也の思いを一番理解できるのは伊能さんだと思いますが、ここまで良い待遇でいいの?と思うくらい伊能さんはいつも色々と手はずを整えてくれます。

 

 

今回もしっかりとてんと風太に話を通し、隼也のためになるよう、ゆくゆくの風鳥亭のためになるように算段をつけてくれました。本当に伊能さんには感謝してもしきれませんね。新天地で隼也はどんな頑張りを見せてくれるでしょうか。

わろてんか109話感想「新漫才」

今日は喋らん漫才、リリコアンド四郎の初お目見えです。本人たちはもちろんですが、周りのみんなもとても緊張し、そわそわそわそわ。結果的には二人ともとっても上手にでき、お客さんは声を上げて笑ってくれました。

 

 

大成功といっていいと思います。よかったですね、キースやアサリも褒めてくれ、頑張りが報われました。そして今回のことはこうして新しいことが始まっていくのだなぁ、と実感した出来事でもありました。

 

 

そしてどうにか形になったことで安堵し、ホッと一息ついたてんは仏壇に行き、藤吉郎に報告します。その時に藤吉郎からもらった大切なキーホルダーの鈴を鳴らしながら、この前みたいに藤吉郎が現れないかな、と辺りをキョロキョロ見渡すてんがとても可愛いらしく、抱きしめたくなりました。

 

 

てんは北村笑店の経営で忙しい毎日を送っていますが、ふとした瞬間に思うのは一人なのだということ。今日、てんが一人で寝ている姿を見て、藤吉郎はもういなくててんは一人なのだと思いとても寂しくなりました。

 

 

やはり藤吉郎の死は早すぎましたよね。これから先ずっとてんは一人なのかと思うと、それはそれで胸が痛いです。そしてラストは隼也ですが、今は売店番をしており、自身が考えた似顔絵入りのおまんじゅうも売れゆきが好調で、隼也としても手応えを感じているようです。

 

 

てんの冷やしアメと同じく、まずは物販からですね。でも隼也は結果が出るとすぐにいい気になり、調子にのるところがあるのでその部分は要注意だと思います。ただ、いろんな意味で鍛えてくれる風太もいるので、心配はしていません。さらなる成長を楽しみにしています。

わろてんか108話感想「行き着く先」

解散宣言でお話が終わった昨日、今日は早速その続きですが、四郎はやはりコンビを続ける気は無いようです。決してリリコが嫌いなわけでもなく、風鳥亭がイヤになったわけでも無いのですが、タイミングでしょうか、芸人自体もやめるので北村笑店も辞めたいとのこと。

 

 

なんともまた急な展開というか、リリコと四郎のコンビの話が始まったと思ったらすぐに収拾方向へ向かう流れ、ちょっと物事が動くが速すぎて激しすぎて、何を描写したいのかわからなくなってきました。

 

 

リリコにしても四郎にしても、二人の気持ちや背景、それと風鳥亭としての考えなどなど、もっと突っ込んだ内容を見ないことにはこちらとしてもコメントもできませんし、感情も入れづらいです。

 

 

ただ物語りに流されているようにも見え、今日はあまりいい気分ではありませんでした。話をコンビに戻すと、四郎とは裏腹にリリコはまだまだやる気で、四郎とのコンビ解消をとても残念に思っていました。

 

 

その姿を見たてんはもう一度どうにかならないかと奮闘するのですが、結局は伊能さんのアドバイスに従い「しっかりと自分の思いを二人に伝える」ということをします。ただそれがあまりにも普通のことすぎて全然共感できなかったです。

 

 

いつもはこんな感じじゃないのになぁ。それから伊能さんは常にブレずにてんの近くにいてくれて、いつも的確なアドバイスをくれますが、そろそろ伊能さんから卒業してほしいと思うのは私だけでしょうか。

 

 

もうすこし違ったパターンのエピソードや予想を裏切るような展開があるといいですね。期待しています。

わろてんか107話感想「相性」

今日もリリコと四郎のお話でした。二人のために、てんは四郎があえて喋らない漫才というのはどうかと提案しますが、四郎はもちろんのこと、リリコにも大反対され、バカにしないほしいとまで言われてしまいます。

 

 

確かに、芸人というのは喋ってなんぼ、しゃべれてなんぼですし、喋らないというのは例えて言うならレストランで料理人が料理を作らないようなものですよね。もちろん風太にもそれは無理だと一蹴され、結局また振り出しに戻ってしまいました。

 

 

一方で、二人でしきりに練習を重ねていたリリコと四郎は、気分を害されたことで逆に結束力が増したようで、より一層の練習に励むようになりました。人間の反応は本当に面白いですね。

 

 

ああ言われるとこう思い、こう指摘されるとああしたくなる。特にしっかりと自分を持っている人ほど、こういう傾向が顕著に出るように思います。

 

 

ただ、てんの提案については、てんは純粋にそれがいいと思ったから提案したまでで、決して二人を傷つける気は無かったと思います。

 

 

もちろん、だからといって二人がイヤな気持ちなった事実はあるので、経営者としては、そこも考慮した上での提案をするべきだったなとは思います。次回の課題としてほしいですね。

 

 

今回のようにてんは経営者としてはまだ足りない部分があるかもしれませんが、てんは会社のことよりもその人のことを思って行動することが多いので、今回のことも二人のことを思ってやったことだというのは疑う余地がありません。

 

 

まあリリコもみんなもそこは理解していると思うので心配はしていませんが、このイヤな雰囲気は早めに収まってほしいですね。

わろてんか106話感想「笑いとは、商いとは」

リリコアンド四郎をイチオシとして売り出し中の風鳥亭ですが、うまくいかないことでてんはいろいろと思うところがあったようです。でも、周りに助けられ、協力を得て、また元気を取り戻しました。

 

 

とにかく笑顔が素敵なてんはやはり元気に笑っている時が一番ですね。そして肝心のリリコと四郎ですが、二人でいる時間が長くなるにつれ、お互いのことをだんだんとわかってきたようで、なんとも良い雰囲気になってきました。

 

 

あ、違いますよ、一般的な意味での良い雰囲気ではなく、お互いに心を開ける良い存在、という意味での良い雰囲気です。もともとプライドが高く、天邪鬼なところがあるリリコと、地味でこだわりや思いはあるのに自分に自信のない四郎、こんな凸凹の二人が、いや、デコボコだからこそぴったりとハマったようです。

 

 

リリコは普段人には言えないことを四郎には遠慮なくバンバンしゃべりますし、四郎に対しても普通の人なら聞きにくいようなデリケートな質問も遠慮なくします。

 

 

そしてなんとそれ受ける四郎が意外とちゃんと返せていて、しかもその返しの内容がちゃんとしているのです。これは面白い組み合わせですよね、でも、この二人実はよく似ているのかもしれません。

 

 

だからこそ、共感するところがあり、繋がれるのだと思います。人間には様々な面があるということ、改めて考えさせられました。そしてまたまた隼也ですが、商売についてのほんのさわりに今日は触れたようです。

 

 

ひょんなきっかけからてんが昔どのように商売をしていたか庄助さんから聞いては、キョトンとしていました。それにしてもてんが冷やしアメを売っていた頃がとても懐かしいですね。

 

 

あれからずいぶん長い年月が経ちましたが、まだまだこれからも日々の生活は続いていきますね。

わろてんか105話感想「学び」

今日もリリコと四郎はコンビの息合わせに頑張っていますが、なかなか思うようにお客さんが入りません。でも、二人の気持ちがだいぶ近寄ってきたようで、四郎の自信のなさを珍しくリリコがフォローしており、リリコの優しさがストレートに見えた珍しい瞬間でした。

 

 

リリコは伊能さんとくっつくのかとてっきり思っていましがた、今日まで結局はそういうことも起こらずじまいで、今度は四郎さんとくっつくのかと思い始めてしまいました(笑)リリコは誰かと落ち着くようなキャラクターではない気もしますが、隼也を可愛がっていたように案外収まるところには収まるような気もしますね。

 

 

どうなっていくのでしょうか。そして伊能さんも相変わらず多忙な日々を送っていて、てんや歌子さんから心配されています。

 

 

伊能さんは一人で生きていけますし、一人の方がが何かといい部分もあるのかもしれませんが、支えとなってくれる人生の伴侶がいたらもっとすごいことを成し遂げそうな気もします。

 

 

でも、てんという人間のキャラクターを好み、なおかつ今の状況でもてんのことを大事に思っている以上、伊能さんは人生に伴侶を求めないのかなと思いました。何だか切ないような、複雑な気持ちです。

 

 

そして絶賛見習い中の隼也は、毎日いろんな新しいことに触れています。時には藤吉郎と比べられ、時には可愛がられ、改めて父親の存在の大きさや、やってきたことについて実感しているのではないでしょうか。今後はてんを支え、ゆくゆくは跡を引き継ぐ存在として、今はたくさん学んで欲しいと思います。

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