わろてんか117話感想「成長」
今日はとてもいいお話でした。もしかしたらこれまでで一番良かったかもしれません、隼也の成長を実感できた素晴らしい回でした。伊能さんの計らいでマーチンショウを伊能さんと北村笑店の共同でやることになったのですが、てんの強い意向により隼也は担当になれませんでした。
何度もてんに頼みこみ、周りも隼也にやらせることに反対はしていないのですが、今回は珍しくてんが一歩も譲らず、隼也は関わることを禁止されてしまいます。
てんの意向もわかりますし、大変合理的で経営者としても親としても当然の判断だと思いますが、この決定に隼也は不満も持ち、きっと拗ねるのだろうと予想していたのですが、フタを開けてみてびっくり、この決定をしっかりと受け止めている隼也がいました。
拗ねたり腑抜けるということは一切なく、自分はやるべきことをやる、それをやっていればいつか道は開ける、としっかりしたことを言っています。
さらには、マーチンショウは素晴らしいもので、日本でも絶対に流行る、日本にマーチンショウを広められるのであれば自分が担当でなくても構わない的なことまで言っていて、隼也はいつこんなに成長したのかと見ていて泣きそうになりました。
それでも何かの時はいつでも役に立てるようにとマーチンショウについての勉強は日々続けておりまるで優等生です。隼也はここにきて本当に大きく成長しています。こういう考えを持てたのであればもう立派な一人前と言えるのではないでしょうか。
そしてリリコアンド四郎もそうであるように、ここにきてまた大きく羽ばたこうとしている人達がいます。人にはそれぞれタイミングがありますが、みんなが自分のペースで羽ばたけることを祈るばかりです。いずれにしても北村笑店はまだまだ大きくなりそうです。