ドラマやスポーツ等についてつづっています

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わろてんか40話感想「師匠」

伊能さんに助言をもらい、伊能さんのつてをたどって、伊能さんと共に文鳥師匠に出演依頼をしに行った藤吉郎ですが、あっさり断られてしまいます。でも、出演依頼はかないませんでしたが、師匠からはとてもありがたきアドバイスをいただきました。

 

 

寄席に対する姿勢や思い、運営していくにあたっての心構えなどなど、本来なら寄席を始める前にとっくに考えているであろうことですが、藤吉郎はまだそこまでたどり着いていないので、とても心に刺さる言葉ではなかったのかと思います。

 

 

藤吉郎は経験も浅く、実績もないですが、寄席や笑いにかける気持ちはホンモノなので、この師匠との出会いは藤吉郎の人生にとって大きな転機になったのではないかと思います。

 

 

伊能さんに感謝感謝ですね。そして今回のことで伊能さんと藤吉郎の関係にも少し変化があったようです。これまではてんを取り合った!?

 

 

なんとも微妙な関係でしたが、今回のことで同じ男として自分のやりたい事業にかける思いや、実際に行っていくプレッシャーなど、共通点があり共感できる関係になったようです。

 

 

目指すところは違えど、今後もよきライバル、よき相談相手として繋がっていけるといいですね。そして藤吉郎を陰で支えるてんですが、夜に内職をやっていますが、時間的になかなか厳しい状況です。

 

 

そういう場合に必ず助けてくれるのがそうです、藤吉郎のお母さんです。いざというときには必ず力になってくれるお母さん、てんの実家からお金を借りていることへの負い目もゼロではないと思いますが、相変わらず頼りになります。

 

 

そして家のことは自分がやるので藤吉郎のサポートに徹するようにてんに言いました。よくも悪くも逃げ場がなくなったてん、長屋のおかみさんとしてのがんばりに期待です。

わろてんか39話感想「お助けマン」

今日も風鳥亭をどう運営していくかという話です。お客さんを集めるためには、師匠を呼んで演目をやってもらう必要がある、だけど、こんな小規模でお客のいない長屋に来てくれる師匠なんていない、という目的と手段がぐるぐる回る構図になっています。

 

 

うまく言えませんが、あっちのためにこっちをやりたいけど、こっちがないからあっちもできない、といったある種絶望的な状況です。芸人仲間たちも一緒に知恵を絞りながら考えてくれますが、なかなかいい案が浮かびません。まあ、予想通りの展開ですね。

 

 

でも、そんな時に藤吉郎は師匠だけでなく、仲間のみんなにも演目をやってもらいたい。それでお客さんを増やしていきたいし、お客さんが増えたら次はもっとたくさんの人に仲間の演目を見てもらえる、といいました。

 

 

なんとも主らしく、仲間との絆を感じさせる発言ですが、相変わらず中身が伴っていない(笑)結局とりあえずはてんがお針子の内職をやって支えるということで落ち着きました。まだまだ大黒柱としては物足りない藤吉郎です。

 

 

でも今日は藤吉郎が伊能さんとサシ飲みするという大変珍しいこともありました。そこで二人は論議するのですが、伊能さんの言っていることが相変わらず正しく現実的で、藤吉郎の話はどうしても理想論に聞こえてしまいました。

 

 

藤吉郎の考えも理解はできるのですが、口で言うのと実際にやるのとでは大きく違うのだということを伝えたくなりました。そしてその後伊能さんは北村家に来たのですが、居間に伊能さんと藤吉郎とてんの三人でいるというのがなんだか面白くておかしかったです。

 

 

それにしてもてんが困っているとサッと助けに来てくれる伊能さんはまさにスーパーマンですね。今回もまた何か助言をもらったようです。伊能さん、ありがとう!!

わろてんか39話感想「お助けマン」

今日も風鳥亭をどう運営していくかという話です。お客さんを集めるためには、師匠を呼んで演目をやってもらう必要がある、だけど、こんな小規模でお客のいない長屋に来てくれる師匠なんていない、という目的と手段がぐるぐる回る構図になっています。

 

 

うまく言えませんが、あっちのためにこっちをやりたいけど、こっちがないからあっちもできない、といったある種絶望的な状況です。芸人仲間たちも一緒に知恵を絞りながら考えてくれますが、なかなかいい案が浮かびません。まあ、予想通りの展開ですね。

 

 

でも、そんな時に藤吉郎は師匠だけでなく、仲間のみんなにも演目をやってもらいたい。それでお客さんを増やしていきたいし、お客さんが増えたら次はもっとたくさんの人に仲間の演目を見てもらえる、といいました。

 

 

なんとも主らしく、仲間との絆を感じさせる発言ですが、相変わらず中身が伴っていない(笑)結局とりあえずはてんがお針子の内職をやって支えるということで落ち着きました。まだまだ大黒柱としては物足りない藤吉郎です。

 

 

でも今日は藤吉郎が伊能さんとサシ飲みするという大変珍しいこともありました。そこで二人は論議するのですが、伊能さんの言っていることが相変わらず正しく現実的で、藤吉郎の話はどうしても理想論に聞こえてしまいました。

 

 

藤吉郎の考えも理解はできるのですが、口で言うのと実際にやるのとでは大きく違うのだということを伝えたくなりました。そしてその後伊能さんは北村家に来たのですが、居間に伊能さんと藤吉郎とてんの三人でいるというのがなんだか面白くておかしかったです。

 

 

それにしてもてんが困っているとサッと助けに来てくれる伊能さんはまさにスーパーマンですね。今回もまた何か助言をもらったようです。伊能さん、ありがとう!!

わろてんか38話感想「風鳥亭開業」

わろてんか38話は、風鳥亭が開店するところから始まります。てんは芸人仲間と呼び込みをしています。寄席に入ってくれたお客さんにてんが一生懸命お世話をしています。楽屋では、噺家さんたちが遅刻している様子で、藤吉が心配しています。

 

 

お客さんに席を詰めてもらおうとがんばりますが、体格の良いお客さんに、てんは跳ね飛ばされてしまいます。そこへ歌子が現れて、座布団ごとお客さんを移動させて今日だけでも手伝いに来たと言ってくれました。

 

 

時間になっても噺家さんが間に合わず、吉蔵が慌てて舞台に躍り出ます。次は、岩さんが怪力技を披露します。分厚い帳簿を一気に引き裂いて拍手が上がります。今度はキースが『西洋ものまね』を披露します。

 

 

ダジャレのような芸に「新しいがおもろない」とお客さんが付いていけず、笑い声が無くなってしまいます。今度はあさりさんが顔芸を披露しますが、みんな同じだとお客にツッコミを入れられてしまいました。

 

 

やっと噺家さんが到着して舞台に上がりますが、お客さんの反応は悪くて、あくびが出てしまっている始末でした。噺家さんは遅刻したにもかかわらず、来るときも仕事の後も憮然とした態度で、お客が笑わないと文句を言っています。

 

 

しかし、こういう新しい寄席は三日目からだと笑いだしました。てんたちもその言葉にホッとしている様子でした。初日が終わり、藤吉とてんが「三日目からだと」気を取り直します。

 

 

二日目、三日目お客さんがつまらなそうな様子で、休憩所のような状態になってしまいました。お客さんが文句を吐き捨てて帰ろうとして、てんが引き留めますが、「ほんまもんの落語を聞きたい」といって帰ってしまいました。

 

 

噺家さんは自分が面白くないのではなく、お客が悪いと怒りだしてしまいました。結局、噺家さんは二度と来ないと帰ってしまいました。明日からどうしようと藤吉とてんが悩んでいます。

 

 

四日目、お客さんは1人だけ、芸人さんは4人で必死に6時間を回していきます。1人だけのお客さんも同じ芸人ばかりで、とうとう帰ってしまいました。そこへ伊能氏がお店を訪れました。てんは藤吉に伊能氏を紹介します。

 

 

伊能氏が寄席を観始め、冷静に舞台を見守っているところで今回のお話はおしまいです。伊能氏はてんのために来てくれたようですが、この内容ではあまりいい評価はもらえないような気がします。

わろてんか37話感想「風鳥亭」

わろてんか37話は、手にいれた寄席の舞台に『薬』と書かれた板を掲げるところから始まります。「笑いは人を幸せにする薬」とてんが芸人仲間に説明します。寄席の名前を吉蔵に聞かれますが、藤吉はまだ思案中と答えます。

 

 

てんは「北村屋」を使いたいと話していました。芸人仲間がいつから寄席を始めるのか聞きます。「その前に芸人を集めないと」と藤吉が言うと、芸人仲間は張り切って自己アピールしだしました。

 

 

そこへ、座布団が部屋に無いことに気づき、芸人仲間が座布団、湯呑、火鉢、提灯、傘と寄席に必要な小物があるのか聞くと何も用意していないことが分かり、みんながっくりしてしまいました。

 

 

夜、家で座布団や湯呑は100個ぐらいは必要だが、新品を買うお金がないと藤吉が悩んで居ると、啄子が針仕事をしながら、湯呑はすぐ欠けるので100個ではなく200個必要だとアドバイスします。

 

 

商売は最初が肝心、早くもうけを出して、借金をてんの実家に返さなければと続けます。そして、きちんと儲けを出すまで北村屋の名前は使わせないと言われてしました。

 

 

翌日、てんと藤吉が朝の支度をしていると、吉蔵が嫁・歌子を連れて慌てて駆け込んできて、天神さんの近くの寄席がお店を畳んで店の前にたくさん座布団が置かれていたので、今なら安く手に入るという情報を持ってきてくれました。

 

 

みんなで座布団を引き取りに出掛け、無事に座布団を確保できました。湯呑も同じ場所でいらなくなったものがもらえないか聞こうと、てんは張り切っています。てんは譲ってもらった座布団の綿を入れて手直しし始めます。

 

 

湯呑も手に入ったようで洗って乾かしていました。吉蔵がてんに寄席の店員さんの仕事を説明しているところを、亀井さんがこっそりのぞいています。うまく説明できていない吉蔵に、亀井さんはダメそうな表情でみていました。

 

 

トリを飾る芸人さんが決まり、手伝ってくれた芸人仲間も出演してもらうことになってみんなでお祝いします。夜、てんと藤吉は寄席の名前を考えています。

 

 

てんは藤吉から貰った鳥の飾りを取り出して「この小さい翼で風に乗って笑いを運んで町中を幸せにしてほしい」とにっこりしながら言うと、また二人が良い雰囲気になっています。

 

 

そこへ啄子が出てきて、藤吉が慌てテーブルに体を打ち付けてイタそうにしていました。啄子は質屋から自分の着物を出して、てんのお店用の着物に直して、てんに渡しました。

 

 

さりげなく寄席の準備を手伝ってくれる啄子に、てんも藤吉も嬉しそうにしていました。てんと藤吉が「風鳥亭」と書かれた看板を寄席の入り口に掲げるところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか36話感想「雪の花」

わろてんか36話は、藤吉が何も言わずに出掛けたてんを慌てて探すところから始まります。どこにもいないことに不安を感じていると、藤吉は何か思い当たったようで「まさか」と声をあげました。

 

 

てんの実家では家の外で、しずがてんに「帰りなさい」と静かに言うと、てんは「今日は娘としてではなく商人としてきました。」と返します。部屋に通されたてんは、儀兵衛に他人行儀に「どちらさんですか」と聞かれ、北村屋を名乗ります。

 

 

そして、単刀直入に「どうか500円を貸してくれませんやろか」とお願いをしました。寄席の事も説明しますが、儀兵衛は「船場の米問屋潰して、お前に金の無心をさせるなんぞ」と藤吉に対して怒りの矛先を向けます。

 

 

てんは藤吉に言われてきたのではなく、自分が勝手に来たと言い返しましたが、儀兵衛は借金の申し込みを断りました。そこへ風太が儀兵衛に耳打ちし、今度は藤吉が部屋に入ってきました。

 

 

藤吉はてんを実家に向わせてしまったことを言い分けせずに謝り頭を下げました。このまま帰るという藤吉に、てんがそれではあの寄席がほかの人に買われてしまうと言うと、藤吉は儀兵衛とした約束を破ってまであの寄席を買おうとは思わないと言い切りました。

 

 

そこへ、今度はてんの祖母・ハツが現れて、その寄席は儲かるのかと聞いてきました。しかし、藤吉は正直儲かるかどうかは分からない。てんと二人で頑張れば、そのうちみんなが幸せになれる寄席が出来ると信じているといいました。

 

 

それを聞いてハツはかんざしを手渡そうとすると、儀兵衛がそれを止め、しずに500円を用意するよう指示しました。儀兵衛はなんだかんだいっても優しいです。てんと藤吉はりんの許嫁を紹介され、てんは許嫁にりんと家のことをお願いします。

 

 

儀兵衛が部屋で座っていると、てんはお金の事についてお礼を言いに来ました。二人は場所を縁側に移して、てんが何か言おうとすると、儀兵衛は「家のことなら大丈夫だ」と言ってくれました。

 

 

そのまま、外を眺めていると、雪が降ってきて、儀兵衛が「雪の花やな」とつぶやきます。「花と信じれば、どんな寒空の下でも花は咲く」儀兵衛はその寄席でてんが花を咲かせて自分を笑わせてくれることをてんに約束させます。

 

 

そして、少し涙ぐみながら儀兵衛はてんに「お前はわろてるか?」と聞くと、てんは笑顔で笑って生きていると答えました。しずも物陰から嬉しそうに二人を眺めていました。儀兵衛の表情に観ていてウルっときてしまいました。

 

 

亀井さんからとうとう寄席を譲ってもらい、二人で寄席を眺めていると、リリコが人力車で通りかかり「うちはこんな寄席出えへんで」といい、自分は東京で一流の寄席に出て一流の芸人になってみせると明るく言って立ち去りました。

 

 

今週のわろてんかも面白かったですね。今後のわろてんかが気になる。続きが知りたいというあなたは、下記のサイトをご覧ください。かなり先までのネタバレが記載されていますよ。

 

www.kagasyo.com

わろてんか35話感想「儲けておくれやす」

わろてんか35話は、啄子が寄席を始めることを反対するところから始まります。お金もないのに寄席なんてできるのかと啄子が問いただすと、藤吉は毎日の売り上げから少しずつ払っていくと亀井さんから了承を得ていることを伝えます。

 

 

二人が頼み込むと、啄子は「わては観にいかへんで」といじけているような感じで言い、藤吉を寄席に連れていったのが間違いだったと、父親を探し回ったときの話を始めました。

 

 

あそこで道を誤った、あれさえなければこんなことにはならなかったと悔やんでいました。啄子を説得させられないと二人が悩んで居ると、芸人仲間が集まってきました。

 

 

亀井さんを説得できたことが広まり、みんな自分が寄席に出られるのかと沸き立っています。しかし、啄子が説得できないと藤吉が言うと、全員それが一番難しいことが分かったようで肩を落としてしまいました。

 

 

すると、キースがあさりさんの肩に腕を回し、「俺らが納得させてやる」と言い出しました。あさりさんの方は驚いています。さっそく二人は啄子がいる部屋へ行き、キースが藤吉の寄席を認めてやれと説得しますが、お茶を飲みながら無視します。

 

 

さらに親だったら藤吉の幸せを叶えてやれと続けましたが、やっぱりお茶を飲んで無視していました。夜、藤吉とてんがおやすみの挨拶をしても啄子は無視しています。めげない二人の会話に襖の向こうで啄子は何か考えています。

 

 

翌日、啄子は朝から野菜の売り歩きをしていると、亀井さんの寄席の前を通りかかります。「ここは…」と何か思い出したようです。藤吉たちが寄席の前に来ると、寄席の扉が開いていて、中には啄子が佇んで居ました。

 

 

そこは、藤吉と初めて入った寄席だったのです。啄子は懐かしそうにその時の事を思い出していました。藤吉がここを気に入っていたのは、もしかしたら記憶のどこかに残っていたのかもしれません。

 

 

藤吉は自分が寄席を見たかったのではなく、啄子に笑ってほしくて寄席に入りたいと駄々をこねていたことを話します。そして、藤吉は舞台に上がり、鶯のマネを始めました。

 

 

とにかく、啄子を元気づけたい。今も昔も藤吉は母親を心配しているのでした。藤吉がしつこく鳴いていると、とうとう啄子は笑いだしました。藤吉が初めて自分の芸で啄子が笑ったというと、啄子は「わろうてやったんや」と照れ隠しのように言い返します。

 

 

しかし、藤吉のおかげでもしかしたら助けられたことがあったかもしれないと、啄子は藤吉を認めてくれたようでした。寄席をやるからには、そこからは商売の領域です。

 

 

啄子は、寄席をやるならお金の取れる芸人を集めなければならないと現実的な話を始めました。「儲けておくれやす」と、とうとう啄子から寄席をやることを認める言葉を聞くと、藤吉とてんは少し浮かれそうになります。

 

 

しかし、啄子は厳しい顔で「ここからがほんまの試練や。あんじょうきばりや!」とまだスタート地点であることを二人に認識させました。啄子はてんにも頷いて見せ立ち去りました。二人が喜んでいると、今度は奥から亀井さんと男性が出てきました。

 

 

男性は藤吉をド素人呼ばわりして、ここは自分の寄席だと言って出て行きました。亀井さんに事情を聞くとその男性は、寺ギンと言う人で太夫元という芸人の元締めをしている人で芸人の間ではかなりの有名人だったようです。

 

 

寺ギンさんは突然この寄席がほしいと大金を一括で支払うことを約束していったようです。亀井さんは藤吉たちに先に同じ大金を持って来たら譲ってやると言ってきました。

 

 

金額は500円今のお金に換算すると500万円ぐらいだそうです。そんな大金一日二日では用意できないと、藤吉ががっかりしていると、てんが少し思いつめた顔で、藤吉を見つめながら考え込んでいました。

 

 

そして、てんは早朝から出かけて行きました。向ったのは、てんの実家で、てんが厳しい顔をしながら藤岡屋を見つめているところで今回のお話はおしまいです。

 

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