ドラマやスポーツ等についてつづっています

ドラマやスポーツのことについてあれこれと書いています。

わろてんか31話感想「寄席捜し」

てん(葵わかな)は藤吉(松坂桃李)の実家米問屋北村屋を閉めたことで、万城目(藤井隆)の紹介で、売れない芸人たちが住む貧乏長屋に、藤吉と藤吉の母・啄子(鈴木京香)と共に越してきました。

 


さっそく朝からキース(大野拓朗)たちが押しかけてきて引っ越し祝いと称してバカ騒ぎしますが、啄子は不愉快げに追い返してしまいました。正直、藤吉の借金の現行きの話持ち掛けたキースが、よく啄子の前に顔出せるなと思ったりしませんか…。

 


さて、啄子にこれからどうするかと問われ、寄席をやると藤吉は言いますがねもちろん反対され、藤吉は交渉し、一カ月待ってもらう事になりました。たった一カ月。しかし二人は必死に寄席が出来るハコを探し始めます。

 


まあ寄席でにぎわっているところに「ここ譲ってもらえる話ない?」なんて巡ってるようじゃあ、話はなかなか進まない様に思いますがねぇ…。売れない芸人仲間も二人を応援すると言っていますが、その様子をリリコ(広瀬アリス)が物憂げに見ています。

 


やっと二人枕を並べて眠れるようになった二人ですが、間に啄子がドンと横たえました。もうしばらく二人でいちゃつくわけにはいかないようです。しかし、窮屈な生活ながらも幸せを感じている2人なのだから、世話入りませんね。

 


リリコとバッタリ会いますが、いつものように藤吉にしなだれかかるわけでもなく、てんをキツク睨むでもなく、少しよそよそしい態度で去って行きました。うむむ、あのリリコが大人しいだなんて、何かあるのでしょう。気になりますね。

 


啄子は売れない芸人たちに始末の極意を教えたりしながら上手く付き合っていくようです。やはり、何処に行っても追い返されてしまう二人は、年も明けたことだしと、初詣代わりに目の前にあったお宮さんにお参りすることにしました。

 

 

するとそのお宮の傍に寂れた寄席の建物が…。端席(はせき)という人通りの悪いところにある売れない寄席ではないかと藤吉は言いますが、彼はどうやらその建物が気になるようです。果たして二人はこんな人の通らない寄席をどうするつもりなのでしょうか。

わろてんか30話感想「北村屋のごりょんさん」

てん(葵わかな)は笑いの好きな藤吉(松坂桃李)に、寄席をやりましょうと言い出します。笑いに救われてきたてんは、誰もが気楽にみられる寄席を作りましょうと提案するのでした。

 


啄子(鈴木京香)は呆れますが、てんは勝負してみたいと意気込みます。藤吉も覚悟を決めて啄子に頭を下げます。商人にはなれなかった藤吉ですが、自分の夢の一つである人に笑ってもらいたいという願いは、寄席の経営で叶えられなら、身にも入るというわけです。

 


そんな夢物語手堅い商人をしてきた啄子には理解できるはずもなく、反対します。そして北村屋は家と土地を売ることで、啄子の夫と藤吉が作った借金を返せることとなりました。

 

 

トキ(徳永えり)にも暇を出します。ここから夫婦二人(姑付き)で頑張っていくのでしょうね。最後の夜、てんは藤吉の姉・頼子も呼び、家族水入らずで最後の食事として贅沢なものを用意しました。

 

 

頼子は啄子が今後どうするのか問うと、里に帰ると言います。しかしてんは自分たちと一緒に来ませんか?貧乏暮しは多い方が楽しいですというのです。旅商人だった啄子に帰る場所なんてないのを知っているてんの気遣いかもしれませんね。

 

 


万城目(藤井隆)が住む場所を見つけてくれて、引っ越し先も決まりました。店から出ていくその日、啄子とてん、藤吉は丁寧に掃除します。柱の落書きを見て郷愁にかられる啄子と藤吉。先代に涙で頭を下げる啄子です。

 

 

しかし先代からしたら店を潰したのは息子と孫ですしね。啄子は何も悪くない。てんは北村屋の建物に頭を下げ、啄子に「北村屋のごりょんさんになりたいです、修行させてください」と言います。

 

 

啄子もあんたたちが北村屋の名前を大阪にとどろかすのをこの目で見届けさせてもらいますと答えるのでした。さて、万城目に連れられた新居は、おんぼろな売れない芸人の集まる貧乏長屋でした。

 

 

一癖も二癖もありそうな芸人たちに囲まれて、これから啄子に見守られながら、二人で寄席を作っていくようです。

わろてんか29話感想「笑いを商いに」

借金取りに家を奪われそうになり、藤吉(松坂桃李)はナタを啄子(鈴木京香)に振り上げてあわや大惨事?となりますが、借金取りは米を売った幾ばくかのお金をもってあわてて退散しました。

 

 

もちろんそれは藤吉の借金取りを追い返す芝居だったのですが、啄子は「本当は私に向かったナタを振り下ろしたかったんだろう」と言います。小さい頃から何一つ笑いのないこの家が嫌いだったと正直に話す藤吉。

 

 

父親は女遊び、姉にはイケズをされ、母親は商人になれとしか言われず、窮屈に生きていたのでしょう。けれど本当は母親に認めてもらいたかったのだと…。

 


それで家と土地抵当に出しちゃったんだから、ほんとう不器用というか、下手くそというか…。啄子も何も言わず、息を吐き出すのでした。翌日残った米をちゃんと売り切るという藤吉にてん(葵わかな)も手伝いを申し出ます。

 

 


2人で米を運びながら必死に笑顔で米を売り歩きます。あと少しというところで、キース(大野拓朗)がみそかに払う家賃をはたいて買い取ってくれました。キースなりのお詫びだったのでしょうね。

 

 

そのお米よそで売って家賃作るんだよキース。万城目(藤井隆)の店で食事をとっていると、キースと落語家が落語のオチで喧嘩を始めていました。思わず藤吉が間に入り、元々のオチより素敵な締めをアドバイスします。

 

 

ん?これがもしかして藤吉の才能ではないでしょうか?自身では出来ないけど、人の話を膨らませる事ができるのでは?そんな片鱗をみせつつ、店で芸人たちとしばし交流し、笑った過ごしたてんと藤吉。

 

 


米を売り切り、北村屋に帰ると、啄子も神妙に迎えてくれました。藤吉も深々頭を下げます。帰ってからも家事に精を出すてんに藤吉は、今日までの礼を言い、京に帰るよう促します。

 

 

しかしてんは藤吉には誰にも負けない人を笑わせたいという気持ちがあるといい、いっそ笑いを商売にしようと提案するのでした。さあ、これから笑いの王国をつくる二人の足がかりですね!

わろてんか28話「最後の一粒でもあきらめない」

わろてんか28話は、藤吉に切りかかろうとする啄子をキースが止めに入ります。キースはイカサマパーマ機をどうにか売りさばこうと売りに歩いていたと話ました。

 

 

啄子は、とにかくお店を担保にして借金をしたことが許せないため、そんなことでは怒りが収まりません。すると今度は吉蔵が啄子を止めに入り、お芝居のようなセリフ回しになり出しました。

 

 

啄子ものせられたように芝居がかった調子で刀を振り回していると、野次馬が「よ!日本一!」と声をかけ楽しそうに笑いだしました。啄子は「なんやこれ」と我に帰りました。

 

 

夜、藤吉とてんは啄子に頭を付けて謝っています。さすがの啄子もどうしていいのか分からないぐらい追い詰められ、胸が痛くなってきたと倒れてしまいました。てんが啄子にお薬を飲ませていると、啄子はてんに京都に帰れと改めて言いました。

 

 

どちらかと言うと、てんの事を思って言っているような気がします。しかし、てんは「帰る気はないと言いました」と答えると、「あんたも貧乏くじ引いたな」とあきれていました。

 

 

そして、子供のころ、あの子を寄席に連れてったのが間違いだったとつぶやきました。夫を探しに藤吉を連れて街を探し回り、疲れ切ってもうどうでもよくなっていた啄子に小さな藤吉が寄席に行きたいとせがまれて、入ってしまったと告白しました。

 

 

てんはパーマ機の契約書を持って伊能氏に相談に行きました。しかし、契約書には問題ないので訴えることはできないと言われてしまいました。何か言おうとする伊能氏の言葉をさえぎって、てんはそそくさと帰ろうとします。

 

 

伊能氏はてんを呼び止めて「大丈夫か」と声をかけます。伊能氏は藤吉と一緒にいる方がてんが幸せになれると思ったからと身を引いたことを言いかけますが、てんは藤吉を選んだことを間違ったと思っていないと答えました。

 

 

帰ろうとするてんに、伊能氏はいつでも待っているとにっこり笑って、てんを見送りました。てんが店に戻ると、啄子がまた行商に出かけようとお米を荷車に積んでいました。

 

 

啄子の「最後の一粒でもあきらめない」という言葉に藤吉はハッとして、自分がやると出かけて行きました。しかしどこに行っても断られて、歌子の店にも売り込みに行きますが、高いお米は買えないと手土産を渡されるだけでした。

 

 

夜、ほんの少しの売り上げで、藤吉はまたくじけそうになった様子で口にするのはためらっていますが、もう店を手放したい気持ちになっているようでした。そこへまた、借金元が取り立てに現れました。

 

 

良い家だと言いつつ、解体する話をしだす借金元に、啄子はそれなら自分を殺せと言い出しました。すると、藤吉はナタを持ち出し、「いっそこの家を壊して…」とナタを振り上げるところで今回のお話はおしまいです。 

わろてんか27話感想「藤吉の借金」

わろてんか27話は、藤吉が店の土地を担保に買ったパーマ機を吉蔵の髪で試すところから始まります。パーマ機から煙が出てきて吉蔵の頭がチリチリになってしまいました。三人は「これはイカサマだ」と愕然とします。

 

 

そして、藤吉は家に帰らなくなってしまいました。この状況はさすがに情けなくて少し腹が立ってきます。若旦那の藤吉も帰って来ない状態に、使用人たちがぞくぞくとお店を辞めていってしまいました。

 

 

てんは藤吉を探しに出かけます。寄席の人に吉蔵といるところを見かけたと情報をもらい、吉蔵の家に行きます。てんが北村屋の人間だと知ると、吉蔵はてんを追い返してしまいました。

 

 

仕方なく店の外で藤吉が来ないかとてんが立っていると、中から人が出てくる気配がして、てんは物陰に隠れて様子を見ます。すると吉蔵が出てきてどこかへ出かけるのを追いかけました。

 

 

そして、てんは吉蔵が入っていった長屋に半裸の藤吉とリリコを見つけてしまいました。てんはすぐに乗り込み「店が大変な時におなごさんといるなんて」と、藤吉の頬を叩いて怒りました。

 

 

そこでようやく藤吉が騙されて借金を抱えてしまった話をてんが聞くことになり、逃げてしまったキースをリリコの家で待つというので、てんもここで待つと言い出しました。

 

 

そんな中、借金先の男性が北村屋に現れて、啄子に借金の話が伝わってしまいます。リリコの家では、てんと藤吉とリリコで気まずい雰囲気になっていました。

 

 

藤吉が耐えきれずにトイレに行くと、リリコはてんに藤吉の事をあきらめろと言い出しました。自分の方が藤吉と近いとアピールして、てんが答えに困っていると、キースが現れました。

 

 

藤吉が追い回していると、今度は啄子が現れてその場にあった刀を振り回そうとするところで今回のお話はおしまいです。藤吉は結局、父親と同じような人生を歩んでしまっているのではないかと思えてきました。啄子が少しかわいそうに感じます。

わろてんか26話感想「電気式髪結い機」

わろてんか26話は、藤吉がキースから儲け話を持ち掛けられて、その日以来、藤吉の帰りが遅くなってしまい使用人たちが不安がっているところから始まります。てんは心配そうにしつつも藤吉を信じている様子でした。

 

 

啄子は売り上げが伸びないことにやきもきしています。そこへ使用人たちが取引先に取引を断られたことを報告しました。どうやら元番頭さんに顧客を奪われてしまったようです。

 

 

すると、天乃屋のごりょうさんと元番頭さんが挨拶にやってきました。嫌味のような事を言われて啄子もやり返して追い返します。啄子と目が合ったてんは啄子に言われる前に塩をもってくると走って行きました。

 

 

藤吉が夜遅くに帰ってくると、使用人が夜逃げするところに遭遇してしまいました。また一人出ていってしまい。里帰りした頼子は啄子が手厳しいのが良くないのではと他人事のように話しています。

 

 

そして、土地が売れる噂を聞きつけたようで、土地を売ったら自分にもよこせと言ってきました。どうやら今回の里帰りはそれが理由だったようです。啄子はそんなことを言いに来たのかと頼子を追い返してしまいました。

 

 

頼子が帰ると、啄子はどさくさに紛れて、てんにも実家に帰って良いのだと言い出しますが、てんはとんでもないという様子で、帰らないと言い返します。

 

 

お店を立て直そうと啄子は必死に働きます。行商にも行こうとお米を運んでいましたが、結局ギックリ腰になってしまいました。てんが腰を揉んでいると、啄子は子供のころの話を懐かしそうに話しだしました。

 

 

船場は子供のころの憧れの街、ここでお店を持つことが啄子の夢だったそうです。自分を認めてくれた先代のために、啄子はお店を守りたいと教えてくれました。

 

 

藤吉はまたキースたちとお茶をしていると、キースは「電気式髪結い機」と言ってパーマの機械の販売を持ち掛けます。さらに、機械の買取りに藤吉の店の土地を担保に借金をすることを提案しました。

 

 

吉蔵の嫁・歌子が止めますが、キースと吉蔵がこれは売れると藤吉をそそのかします。夜中に藤吉が土地の権利書を持ち出すところで今回のお話はおしまいです。

わろてんか25話感想「ええもうけ話あるで」

わろてんか25話は、男性が北村屋を訪れるところから始まります。その男性は北村屋の土地を売っていただきたいと言い出しました。もちろん啄子はきっぱりと断ります。

 

 

男性を負い返した後、てんに塩を撒けと指示して、さらに名刺を燃やしてしまえと渡します。てんが来てから、楓が出て行き妙な業者がきたと啄子はてんに八つ当たりをしていると、藤吉は啄子に店の借金について問いただします。

 

 

啄子が理由を言わずにいると、この借金は自分がなんとかするのでそれが出来たらてんを嫁と認めてもらうと宣言しました。藤吉はお米を荷車に積んで、新しい顧客を開拓するために出かけようとしていました。

 

 

てんは切羽詰まっている表情の藤吉に声をかけて、笑顔になるように励まします。てんもお店の役に立とうと頑張ろうと張り切っていると、番頭さんが引き抜きをされたようで、お店を辞める挨拶に来ていました。

 

 

啄子は引き留めずに、餞別を包んで渡しました。藤吉が焦って啄子に番頭さんをなぜ引き留めないのかと抗議しますが、啄子は藤吉が店を何とかしてくれるとのだろうと言い返します。

 

 

そこで藤吉は改めてお店の借金の理由を問いただします。その借金は藤吉の父が作った借金で、藤吉には一人前になってから話そうとしていたと教えてくれました。

 

 

藤吉はショックを受けて落ち込んでしまいますが、より一層頑張ろうと気合が入ったようです。使用人たちにも声をかけきびきび指示をだし、自分は新規開拓するために街を歩き回っています。

 

 

しかし、いきなり新規が見つかることもなく、疲れ切った藤吉は寄席に入りたくなる衝動を抑えながらさらに歩いていると、芸人仲間の万城目吉蔵とその嫁・歌子に再会します。

 

 

さらにキースが現れて、吉蔵とキースの三人でお茶を飲むことになったようです。藤吉が店の裏事情をこぼしていると、キースが任せろと言い出しました。「ええもうけ話あるで」と言い出すところで今回のお話はおしまいです。

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