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わろてんか137話感想「人材」

晴れて北村笑店の一員となった伊能さんですが、やはり伊能さんはどこに行っても伊能さん、北村笑店でもその才能を大いに発揮して、陣頭指揮をとり物事をどんどん進めていきます。

 

 

それに引っ張られる形で他の面々もノリに乗っていて、みんなでたくさん知識と知恵を出し合い、そして揺るぎない強い志のもと映画の製作を進めています。

 

 

検閲に引っかからないために細かいところまで調整が必要な映画製作ですが、万一映画が完成した後に引っかかった場合は公開不能となり、業績面でも会社に大きなダメージを与えることとなります。

 

 

そういった観点からは、映画製作は想像以上に大変で、リスクの高い事業です。でも、それでもどうしても映画を作りたいし、人々に笑いや感動を届けたいという伊能さんの想い。

 

 

そしてそれに賛同するてんの想いが全ての原動力となっています。それにしてもこの二人のこういうところは本当によく似ていますね。頑固というのか一度決めたら諦めることを知らずに、できるまでやりぬくところでしょうか。

 

 

でも、そんな人だからこそ周りにはたくさんの付いてきてくれる同志が集まるのかもしれません。

 

 

今日は伊能さんの元にもともと伊能商会にいた助監督や映画製作の関係者たちが押し寄せ、伊能さんと共に映画を作りたいと言ってくれました。

 

 

これは伊能さんにとって死ぬほど嬉しかった出来事だと思います。そしてそんな面々を二つ返事で引き受けると言ったてんもまたかっこよかった!!

 

 

改めて思いましたが、人は宝ですね。良い人材がいてこその良い会社だと思います。北村笑店は今後もっともっといい会社になっていくのが目に浮かびました。

わろてんか136話感想「心を一つに」

初めに言ってしまいます、伊能さんは北村笑店の映画部の顧問になりました。ちょうど映画を製作したかった北村笑店と、伊能さんの想いそして状況がうまいこと重なり、このような結果になりました。

 

 

もともと伊能さんは北村笑店の役員でもありましたし、これまでも幾度となく一緒に仕事をしてきたので、その部分では何ら問題はないと思いますが、伊能商会との関係が何ともやりにくさが残りますよね。

 

 

伊能さんとしても、伊能商会を託した?残してきた?社員たちが気にならないはずがありません。こちらの顔を立てればあちらの顔が立たず、ではないですけど、両方にいい顔ができないのも商売の大変なところですね。

 

 

でも一方で、同業者として助け合うことができるのもまた事実、映画製作を断念した伊能商会とこれから映画製作を始めようとする北村笑店、お互いに足りないところを補いながら、助け合いフォローし合って、このエンターテインメント業界を盛り上げていってほしいと思います。

 

 

そうです、政府の検閲や戦争なんかに負けないで、人々に楽しさを届けてほしいです。

 

 

そして伊能さんと共に検閲をかいくぐる映画を作るにはどうしたらいいかと色々知恵を出し合っている北村笑店の映画部の面々ですが、とっても楽しそうで見ていて参加したくなりました。

 

 

やっている内容はとても真面目で重要なことなのですが、それは別として、仲間と一緒に何かを創り上げるというのはとても楽しいことですよね。その楽しさや温かい空気が素晴らしい作品を作り出すのだと思います。どんな作品が出来上がるのか今から楽しみ

です。

わろてんか135話感想「同志」

伊能さんが伊能商会を辞めたとの一報を受け、早速伊能商会に事情を聞きに行ったてん、そこでわかったのは伊能さんとその他の面々は決して仲違いしたのではないということ、そして、伊能さんは何ら変わっていないということでした。

 

 

どうしても映画を作りたい伊能さんは、経営者となるよりも、自分の夢に賭け、そのために会社を去ったのでした。

 

 

検閲の影響もあり、不採算部門で会社の足を引っ張っている映画事業を縮小すべきだという意見はもっともで、伊能さんも社長としては同じ判断だったと思います。

 

 

ただ、映画には夢がありロマンがある、そして希望もある。こんなに素晴らしいものを経営判断という理由で切り捨ててしまうことはできない、と、それが伊能さんの思いだったようです。

 

 

会社をとるか、自分の夢を優先するか、きっと伊能さんもすごくすごく悩んだと思います。

 

 

伊能さんの行いが正しかったのかどうか、誰にも判断は下せませんが、伊能商会は有能な部下が引き継いでいってくれると信じていますし、伊能さんは彼自身がいればいつでもどこでもまた新しいことにチャレンジできるので全く心配はしていません。

 

 

そして会社を去った伊能さんの心配をしていたてんと風太ですが、何より伊能さんは同志であり、これまで北村笑店は散々お世話になったので、是非北村笑店に来て欲しい、ここで映画を作って欲しいと熱烈なラブコールを送りました。

 

 

そううまくいくとは思えませんが、もし伊能さんが北村笑店に入ったらそれはそれでまた違った面白いものが見られるかな、と期待しちゃう部分もあります。果たしてどうなるのでしょうか。

わろてんか133話感想「新たなる決意」

無事に慰問から戻ってきたわろてんか隊、新聞社などからの取材も来て、北村笑店の知名度はまた大きく上がりました。

 

 

もちろん、家族としてずっと帰りを待っていたトキや社長でもあるてんも一安心で、久しぶりに穏やかな時間が流れました。

 

 

ただ、慰問が好評だったことから、第二弾の派遣の依頼もあり、嬉しいことではありますが、また頭を悩ますことになってしまいました。

 

 

また、慰問先で兵隊さんから手紙を託されたリリコは、手紙を届けに行きますがそこでその兵隊さんが戦死したことを知り落ち込んでしまいます。

 

 

やはり戦争という現実はとても残酷です。そのことを改めて感じ、第二弾の派遣についてもまたまた意見が分かれてしまいます。

 

 

特に伊能さんや楓さんなどは、今回うまくいったからといって毎回そうではないと相変わらずの慎重派です。

 

 

一方で実際に戦地を訪れた者たちは戦地の過酷さ、そして兵隊さんの覚悟を肌で感じたことで、自分たちにできること、「笑い」がもたらすものについて改めて感じることがあったようで、面白いことにみんなが第二弾の派遣にとても前向きでした。

 

 

それにしても実際に行った人とそうでない人、この両者の間にこんなにも考えの違いが生まれるとは驚きでした。

 

 

意見は割れてしまいましたが、それぞれの想いや考えがあるということは、今後の北村笑店にとっては良いことだと思います。みんなでよく相談し、良い着地点が見つけられるといいですね。

 

 

それはそうと藤吉郎はまだ出てくるのですね。個人的にはもういいかなと思っています。出てこなくても毎日仏壇には手を合わせていますし、誰も藤吉郎のことを忘れていないので、心配無用ですと言ってあげたいです。

わろてんか134話感想「チェック」

改めて「笑い」の尊さ、素晴らしさを感じ、これからももっともっと「笑い」で人々を幸せにしようと誓った北村笑店ですが、時代はそう簡単ではありませんでした。

 

 

今度は検閲の問題です。笑いや娯楽は兵士の士気を下げ、強い精神を育む邪魔になると、政府の検閲は日に日に厳しくなっていました。

 

 

笑いや娯楽が人を堕落させるのか、もしくは逆に癒しを与え、明日を生きる活力になるのか、誰にも正解はわかりませんが、後者だと信じたい強い気持ちがあります。

 

 

それは、北村笑店のみんなも同じです。残念なことに、伊能商会で撮影したキース主演の映画も、検閲に引っかかり、物語の肝となる部分をカットせざるをえないということで、公開が見送られました。

 

 

さすがにこれではやる気をなくしますよね、ただ一方で、それでもそんなことに負けたくない!負けてたまるか!という気持ちもあります。

 

 

今の時代ではとても想像できない問題ですが、見ていてこちらまで途方に暮れてしまいました。簡単な問題ではありませんが、何かいい方法はないものでしょうか。誰のためにもならない政策に腹が立ちます。

 

 

それはそうと、今日は大変な事実が発覚したところでお話が終わりました。なんと伊能さんが伊能商会を辞めたそうです。ん?伊能商店に伊能さんがいなくなる?!

 

 

理解するのに少し時間がかかりましたが、どうやら検閲問題から発展して、伊能さんの理想とするものと会社との方針に埋められない距離ができてしまったようです。

 

 

伊能さんの才能や手腕は誰もが認めるところだと思いますが、頑固さも折り紙つきなので、きっと自分から去って行ったのではないかと推測しています。明日になれば詳しいことがわかるのでしょうか。とっても気になります。明日が待ち遠しいです。

わろてんか132話感想「最後の締め」

上海での慰問も最終日を迎え、わろてんか隊の隊長である風太は兵隊の隊長さんに最後は軍服ではなく、普段の衣裳でいつも通りの演目をやらせてほしいと願い出ます。隊長は渋々ですが許可をくれ、いよいよわろてんか隊の本領発揮となりました。

 

 

吉蔵さんを叩く歌子さんはいつもより気合が入っているように感じましたし、キースとアサリの復活コンビは、戦地という特殊な環境においてまた二人で掛け合いができることの幸せをかみしめているようでした。

 

 

キースとアサリに関してはまたコンビが復活したことはとても嬉しかったので、これからもこのままずっとこの二人でやってほしいと思います。そして何より誰より忘れてはいけないのがリリコと四郎です。

 

 

四郎が所属していたオーケストラも解散され、ある意味で自由の身となった二人。久しぶりに二人で漫才をやったことで以前のことを思い出し、また、二人でいればどこで何をしていても大丈夫だという自信も改めて感じたようで再度日本に戻ることを考えて始めていました。

 

 

もし実現すれば嬉しいことですね。キースとアサリにリリコと四郎、遠くない将来またみんなが北村笑店に戻っているシーンを期待してしまいました。

 

 

そして普段と同じ演目は兵隊さんに大ウケで、結果的に隊長さんも喜んでくれました。これをキッカケにわろてんか隊は各地で慰問を続け大きなやりがいを得て、久しぶりに日本へ帰国となったのでした。

 

 

明日はいよいよ北村笑店に帰ってきます。毎日無事を祈りながら待っていたてんやトキにとってはとても待ち遠しい瞬間だと思います。楽しみですね。

わろてんか131話感想「間(はざま)の中で」

慰問団として戦地でお笑いを披露しているわろてんか隊ですが、日を追うごとに笑いの演目への制限、兵隊さんの気持ち、さらには自分たちの存在意義など、いろんなことを感じ始め、考え始めていました。

 

 

これはきっと誰しも同じだと思いますが、それぞれ自分の立場があります、保身に走るのも当然のことだと思います。

 

 

しかし一方で、相手の立場や気持ちもわかるので、その両者の間でどうすればいいのか、どうできるのかどうしたいのか揺れるのです。

 

 

当然一番憎むべきは戦争です、誰にとってもいいことは一つもありません、ただ、現実として今起こっているという事実も変えることができないので、重要なのはその中でどう折り合いをつけながらやっていくかということではないでしょうか。

 

 

お笑い一つ披露するのにこんなに苦労するとは、きっと誰も想定していなかったと思います。でも、心配無用です。北村笑店のみんなはそんなにヤワではありません。

 

 

特に今回は芸の披露が久しぶりのリリコに火がついたので、とことん気がすむまでやってくれると思います。戦争でもなんでも関係なく、ただ一人でも多くの人に笑ってもらうために笑いを届ける、それに尽きます。

 

 

そしてそんなみんなの必死の思いを責任を持って引き受けた風太は本当にかっこいい!もともといい人でしたが、最近はできる男として急に点数を上げてきている風太ですね。

 

 

なかなか正確な情報が入らない中で風太のことをすごく心配しているトキや家族に対しての責任もあるのでしょう。短くない時を重ね、風太がこういう風に変化してきたこと、大変嬉しく思います。この調子で引き続き頑張ってほしいと思います。

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