ドラマやスポーツ等についてつづっています

ドラマやスポーツのことについてあれこれと書いています。

わろてんか96話感想「今日、明日、明後日」

大変です、藤吉郎とのお別れの瞬間が刻一刻と迫っているようです。今日はそれを強く感じさせる、いえ、むしろそれしか感じさせないような内容でした。

 

 

伊能さんとの会話には男同士の友情を感じましたし、芸人仲間とは仲間でありながらも社長と従業員という関係もあり、それに加えて笑いに対する思いを共有している者同士という太い絆が見えました。

 

 

病床の藤吉郎にキースとアサリが新しい演目を披露するあたりなど、これが藤吉郎の見た最後の演目だと言っているような気がして、落ち着いていられませんでした。恐ろしくて明日が怖いです。

 

 

そして話は変わりますが、なんだか最近またわろてんかが何を伝えたいのかわからなくなってきました。風鳥亭での出来事や、日々の暮らしなど、それはそれでいいし、日常生活なので面白い必要もないのですが、なんというかその中から伝わるものがないといった感じでしょうか。

 

 

そんな中ふと思ったのが、あの四人娘はどうしたのだろうということでした。あの時は徳島まで出かけて行き、スカウトということで、この子たちは今後も風鳥亭にとって大きく意味のある存在になるのかなと思っていたのですが、そうでもなかったようです。

 

 

また、伊能さんのお母さんのことも、その渦中で見ていた時は心揺さぶられる部分もありましたが、こうして思い返してみると大して感動的でもなく、そういえばそんなこともあったなぁ、という程度にしか思いませんでした。

 

 

 

こちらの感受性の問題かもしれませんが、もう少しガツンとインパクトがあり、印象に残るようなお話が見たいです。もちろん、まだまだ期待しています。

わろてんか95話感想「最愛の人」

時代の流れに乗りながらも、根本の部分はブレない、そんな風鳥亭は今日もまた新しいことに挑戦し続けています。偉ぶりたい風太の言動は多少目に余るところもありますが、それでもそれが風太の良いところだと周りのみんなも分かっているので、風太を気にしながら、風太を気にしないでみんなそれぞれの仕事に取り組んでいます。

 

 

それにしても風太は本当に典型的な亭主関白ですね。外ではとにかく威張り散らして自分が一番で、トキは自分のしもべだと言わんばかりの態度ですが、一旦お家に帰るとあら不思議、とてもトキのことを気にかけ、トキのことが大好きで仕方なくなります。

 

 

女性としてはこのギャップがたまらないのでしょうか、いささか理解が難しいですが、見栄を張るのは男性の専売特許とも言えるので、そういうことなのかもしれませんね。

 

 

そして、今日はまた藤吉郎が意識を失いました。予兆があったのは知っていたので、驚きはしませんでしたが、ついにそうなったか、という感じでとても沈んだ気持ちになりました。

 

 

医者はどうなってもおかしくないと言いますし、藤吉郎は家に帰りたいと言い、これってもう完全にお亡くなりになるシナリオですよね。えー、そうなの、なんか嫌ですね。話が止まってしまうじゃないですか。

 

 

でも、リリコにも普段は言わないような、最後のメッセージ的なことを言っていたので、これは近々そうなりますね。一日でも長く藤吉郎が見られることを望んでいたいと思います。

わろてんか94話感想「お母ちゃん」

今日は藤吉郎のお母さんが旅行のついでに日本に寄ったということで、北村家にやってきました。お母さん、久ぶりですね。だいぶお年を召され、服装も以前とは違い「洋服」ですが、それでも相変わらずキレイです。

 

 

そういえばお母さんから北村家を引き継ぎ、北村笑店を始めた頃の藤吉郎はヘタレで、てんはただの世間知らずのお嬢様でしたよね。お母さんはそんな二人がどれだけ心配だったのか、今になってお母さんの気持ちがよくわかります。

 

 

でも、そんなお母さんの心配をそよに今では二人して北村笑店を切り盛りしていて、とても逞しくなりました。そして心配をたくさんしてくれたお母さんですが、同じくらいたくさんのことも教えてくれました。

 

 

今日の成功は、二人の努力ももちろんですが、お母さんの教えが良かったからだとも思います。それと二人を突き放し、離れてアメリカに行ってしまったこともまた良い影響を与えたのではないでしょうか。

 

 

やはり頼れる相手が近くにいるとどうしても甘えが出てしまうので。でも今回こうやって日本に戻ってきて、実際の現場が見られたことはお母さんはとても喜んだと思いますし、藤吉郎とてんにとっても嬉しい出来事だったと思います。

 

 

そして隼也を含めた家族団欒で食卓を囲んだ時間もとても素敵なものとなりました。改めて「家族」の存在の大きさと尊さを感じた1日でした。なんだか今日はお母さんの話ばかりになってしまいましたが、再会が本当に嬉しかったです。

 

 

でも、藤吉郎の身体については昨日よりも一層深刻な兆しが見えてとても心配です。考えたくありませんが、これがお母さんさんと過ごした最後の時間とならないことをとにかく祈ります。

わろてんか93話感想「夫婦とは家族とは」

今日はてんの妹のりんが訪ねてきて、新一兄さんの話題になり、久ぶりに新一兄さんのことを思い出しました。とても優秀で優しくててんの一番の理解者だった新一兄さん。

 

 

なんでも、家業を引き継いだりんが言うには、今度自分たちで薬を作ることになったとか。これはまさに新一兄さんが理想としていたビジネスモデルで、これによりもっと多くの人の役に立てると。

 

 

やっとではありますが、ここまでこられたこと、新一兄さんもきっと喜んでいると思います。また、てんについてもこうして寄席を成功させ、大きな会社に成長させたこと、てんの笑顔が大好きだったお兄さんが生きていたら泣いて喜んだことでしょう。

 

 

いろんなことが思い出される今日この頃です。そして話は変わりますが、風太とトキについて。プロポーズがそうであったように、この二人の関係は、ありきたりですが亭主関白の風太がいて、その三歩後ろをトキがついて歩く、という感じだと思っていましたが、どうやらそうでもなさそうです(笑)

 

 

今日あったのはトキが風太に仕事に対する危機感を煽らせ、鼓舞しちゃんと働かせるというシーンで、このトキの風太を操る能力には凄まじいものがありました。風太一家の長のように見えて、実は実権はトキが握っています。

 

 

でもそのことにほとんど気づいてない風太は自分が一番だと思っています。愛情と紙一重の人間の恐ろしさを見たような気もしますが、でもこれで家庭がうまくいっているのであればそれはそれで結構なことだとも思います。

 

 

これは藤吉郎とてんの二人とは違った夫婦関係ですね。どちらかというと吉蔵さんと歌子さん夫婦の関係性と似ているかもしれません。

 

 

最後に、伊能さんからも指摘されていたように、どうやら藤吉郎は生き急いでいるようで、また不幸があるのではないかととても不安になります。体調が悪い予兆もあるようで、イヤですね。

わろてんか92話感想「おめでた、い」

今週も元気に始まりました、わろてんか。藤吉郎もリハビリの甲斐あり元気になり、トキと風太も一人前の夫婦らしくケンカが絶えない日々ので、久しぶりに平和が続いています。

 

 

こういうなんてことのない普通の日常こそがきっと「幸せ」というのだと思います。また、吉蔵さんのところにも楓さんから執筆の依頼が来て、風鳥亭は相変わらずの上り調子です。

 

 

思い返せば楓さんとは藤吉郎を賭けての争いがあり、その時はてんも楓さんも、そして藤吉郎もまだ若くみんなバタバタギラギラしていましたね。

 

 

それがこの短い間にそれぞれが各々の道を見つけ、しっかり歩いている、とても素晴らしく感慨深い思いでいっぱいです。

 

 

久しぶりの楓さんもすっかり編集者の貫禄を持ち合わせていて、女性としてはもちろんですが、一人の人間として輝いていてとても眩しかったです。

 

 

そしててんと藤吉郎をずっと近くで支えてくれている吉蔵さんと歌子さんはやはりピカイチの夫婦ですね。

 

 

子供がいないということも関係しているとは思いますが、それぞれの相手に対する思い、愛情などが深くて本当の「愛情」というものがどういうものなのか、教えてもらったような気がしました。

 

 

そして愛の形、夫婦の形とは一つではないということもわかりました。今日はこういった心温まることが多かったわろてんかですが、最後にもう一つ、風太とトキのところに赤ちゃんがやってくることも忘れずにお伝えしないといけません。

 

 

これには「親」としての先輩であるてんも藤吉郎も大喜びです。風太はきっとますます仕事に力が入りますね。これまで多くの人のために尽くしてきたトキにはこれからは自分の幸せを満喫してほしいと思います。

わろてんか91話感想「おめでとう」

大阪ではなく京都からの放送で、予定通りラジオに出演した団吾師匠、阻止できなかった風太はとても悔しがり、落ち込みますが、そんな風太とは裏腹にラジオでの寄席は大好評でした。

 

 

聞いているだけなのに団吾師匠が話している内容がまるで景色のように目に浮かぶと、風鳥亭のみんなにも高評価で、改めて団吾師匠の技量の高さと、お笑いへの強い思いを感じました。

 

 

もちろん、最後には風鳥亭の宣伝も忘れずにしていて、翌日はラジオのおかげでいつもより大繁盛の風鳥亭でした。これから北村笑店に大きな変化をもたらしてくれそうなラジオ、今回は団吾師匠のお手柄ということで、結果オーライですね。

 

 

そして一人でも多くの人が笑えるように、風鳥亭のさらなる発展を祈念します。それからもう一つ、今日はついに風太とトキが結ばれました。

 

 

二人とも自分の気持ちに気づいていながらなかなか行動できずにいたので、ここまで本当に長かった!私も最近はキースと同じ気持ちで、まだ?と思うことが多かったので、今日ついに結論が出てとても安心しましたしスッキリしました。

 

 

それにしても風太のプロポーズは男らしかったですね。まあ内容は亭主関白すぎて、今の時代では通用しないようなものでしたが当時にしてみれば普通のことなのでしょう。

 

 

でも風太のトキへの愛情溢れる思いは十分伝わってきたので、ここは風太の男らしさということにしておきましょう。ただ、ラジオ騒動で背中を押されプロポーズしたということなので、ある意味では団吾師匠のお手柄ですよね。

 

 

でも風太とトキが結ばれてくれて、てんはすごく喜んでいると思いました。この二人にはこれからもずっとてんのそばにいて、てんの支えとなってほしいですね。

わろてんか90話感想「異なる考え」

時は流れ、時代はどんどん新しいもので埋め尽くされるようになりました。そしてラジオで落語をやるという話もいよいよ現実味がおびてきました。

 

 

なんでも団吾師匠がその新しいラジオプランに乗り気で、風太が全力で止めに入りますが全く聞く耳を持ちません。団吾師匠は相変わらずトラブルメイカーですよね。

 

 

疫病神と言ったら言い過ぎかもしれませんが、風鳥亭にとってはそれに近い存在なのではないかと思います。あ、でも師匠がいたおかげで風鳥亭の繁栄は始まったのか、うーん、なんとも難しい関係ですね。うまく表現する言葉が見つかりません。

 

 

ただ、団吾師匠の落語やお笑いに対する気持ちはホンモノで、今回のラジオの話もそこのポイントがクリアできたからこそ引き受けたのだということはよくわかりました。

 

 

また、入院中の社長である藤吉郎にもわざわざ人目を盗んで報告に来るあたりは、真剣に考えているのだということが伝わってきます。

 

 

ただ、藤吉郎が賛成しなくてもやってしまうというのがまた師匠らしいというか、許可を得るために来たわけじゃなく報告かよ!と、突っ込みを入れたくなりますが、これが師匠と風鳥亭のカタチということにしておきましょう。

 

 

そしてなにがなんでもラジオ出演を阻止しようとラジオ局で待ち伏せしていた風太ですが、結局師匠のが一枚上手で、ラジオが放送されてしまいました。

 

 

さてさて、まんまとやられてしまった風太、面子が丸つぶれですね。どうやり返すのでしょうか、また一悶着ありそうですね。

ミックスチャットはコチラ