中崎翔太がWBCの日本代表メンバーから外れた!
こんにちは。昨日は、WBCのメンバー発表がありましたね。私の応援している広島カープの中崎翔太選手は選ばれませんでした。ちょっぴりショックかな。
なんといっても2016年はすごいいい成績を残しているのに・・・ちなみに中崎翔太選手の2016年の成績はコチラ
選手データ :中崎翔太
2016年成績:61試合 3勝4敗 34セーブ 10HP 防御率1.32 whip1.16
2016年年俸:8,500万円(推定、+4,300万円)
広島カープというややマイナーな球団のため知らない人がいるかもしれませんので一応、どんな選手なのかお伝えしておきますね。
2016年シーズン、25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島カープにおいて、大車輪の活躍を見せたのが抑えの中崎翔太です。今シーズン、各チームの抑え投手にとっては非常に厳しい1年でした。
巨人の澤村は最多セーブをあげたものの、8月以降不安定な状態が続きました。また、横浜DeNAベイスターズの抑えの山崎康晃は8月に登板4試合で10失点を喫するなど防御率が3点台中盤と崩れました。
また、ヤクルトにおいては抑えのオンドルセクがシーズン途中に帰国し、阪神は抑えで獲得したマテオが不安定な状態が続き、最後までクローザーを固定できませんでした。
その中で広島での抑えを任された中崎翔太は防御率が1点台とクローザーとして抜群の安定感を発揮し、セットアッパーのジャクソン、へーゲンズ、今村と強固なリリーフ陣を形成しました。中崎翔太、いったいどのような選手なのでしょうか。
中崎翔太は2010年のドラフト6位で日南学園から広島カープにドラフト6位で指名されました。兄は前西武のサウスポーで、兄弟のプロ野球として注目を浴びました。
2012年に初登板を果たし、2013年にプロ初勝利を挙げます。いまでは抑え投手としての地位を確立していますが、初勝利は先発でした。この試合では本拠地マツダzoomzoomスタジアムにおいて、西武ライオンズを相手に7回無失点の好投を見せたのです。
登板試合数は初登板から12試合、17試合、32試合と着実に増えていき、2015年は、抑えとして期待された外国人のヒース、そして巨人から前年に移籍した一岡の不調もあり、4月中旬から広島カープのクローザーを任されました。
しかし、2015年は春先のまだ寒さが残る時期に中指の血行障害の影響もあり、なかなかクローザーとしての結果が出ませんでした。防御率が一時期5点台にまで登ってしまったのです。
しかしながら、チームトップの29セーブをあげ、抑えとしては一定の成績を残したといえます。特筆すべきは6月以降の成績です。6月以降は血行障害の影響もなく、46試合、48と1/3イニングをなげ6失点、防御率0.93でまとめるなど失敗のほとんどない絶対的なクローザーとして君臨したのです。
迎えた2016年、前年度同様に春先の成績が注目されましたが、うまく乗り切り波に乗りました。ストレートはストレートの最速が155キロに届き、カットボールとスライダー、そして球速がストレートとほぼ変わらないツーシームに、フォークボールを交えたピッチングで防御率も1点台前半を維持し、1イニングに出す走者を表すwhipについても1.16と非常に優秀な成績をあげました。
残念ながらポストシーズンでは、日本シリーズ第5戦で日本ハムの西川遥輝にサヨナラグランドスラムを喫するなど活躍ができませんでしたが、それでも安定感のある投球は日本球界のクローザーの中でもトップクラスであるといえます。
残念ながら2016年11月に行われた強化試合は、右股関節痛のため代表に選ばれながら辞退しました。それが影響したのかもしれませんね。今回のWBCメンバーには入っていません。