わろてんか86話感想「大黒柱」
時は流れ、昭和になりました。北村笑店の商売はお陰様で順調ですが、時代と共に落語の人気は落ちていき、漫才の方が人気が出てきました。風鳥亭でも落語押しの藤吉郎と、漫才を広めたい風太との間で小さなバトルが繰り広げられています。
でも、どちらも風鳥亭を思っていることが伝わってきて、なんだかとても立派でいい会社になったなぁ、と見ていて感じました。でも、そんな二人に今日は対照的なことが起こりました。
まず、良いことがあったのは風太です。キースに唆された?こともあり、なんとついにトキにプロポーズしたのです!でもまたそのプロポーズがいかにも風太らしいというか、ほぼ「ボケ」みたいなもので、全くトキに伝わっていないあたりが最高でした。
いつも同じようなことで笑わせてくれる風太、結婚したいとは思いませんが大好きです。そして次は藤吉郎ですが、なんと脳卒中で倒れてしまいました。これにはびっくりしました、これまでのお話で一番びっくりしたかもしれません。
なんで?まだ若いですし、特別乱れた生活をしていたわけではないのに、なぜ急にこうなってしまったのでしょうか。忙しさからくるストレスでしょうか、とにかく心配ですし、今は不安しかありません。
あの笑顔が素敵なてんもすごく動揺していて、あんな表情のてんは初めてだったので、てんのことも心配になりました。今のところ経営は順調にいっていますが、やはり大黒柱としての藤吉郎の存在は大きいと思うので、無事に回復することを祈りたいと思います。