貴族探偵の10話の感想はコチラ
貴族探偵、いよいよラストへのカウントダウンが始まりましたね。今回も事件は起こりますが、なんともうさん臭い事件で、事件が起こる前から全体的にお話しの流れがおかしくて怪しい雰囲気が満々で、そこはちょっと見ていて不自然さが気になりました。
また、高徳が事件と関わることになるのですが、そこに至るまでのプロセスもなんだか雑で、話の展開の仕方に無理の多いストーリーでした。
そういったところからも、今回メインで伝えたい内容は事件ではなくて、貴族探偵を追い詰めることだということがわかりますが、その割にはなるほど、といった出来事や新事実もなく、淡々と物語が進んでいくだけでした。
冒頭、高徳が貴族探偵に喜多見を殺したことについて詰問するシーンがありますが、そこでは貴族探偵は最後までずっと否定します。
相変わらず毅然とした態度ではありますが、いつもの貴族探偵のように女性を口説いたりするような余裕はなく、若干の焦りを感じたので、きっと高徳の言っていることが正しいのだとおおむね推測できます。
そして高徳も普段より強気にかわされても負けずに詰め寄ります。いつもはなんだかんだ引き下がってしまう高徳ですが、ここは師匠のためと思ったのか、いつもより逞しくついに交換条件を差し出すまで頑張ります。
その姿に今度こそはと成果を期待しましたが、やはり結局はその交換条件の約束も守れないようで、ラストはなんと貴族探偵に助けられての、次週に続く、で終わりました。あ、助けられてと言いましたが、正確にはまだわかりませんね。
助けられているのか、もしくは狙われているのか、現段階では不明で、判断できません。次回の最終回でその全容が明らかになりますが、まあでもおそらく助けてくれたのだと思います。
高徳も言っていたように、貴族探偵は女性には優しいジェントルマンなので、紳士的でない行いはしないのと、悪人ではないので高徳をどうこうすることはないと思いますので。
となると、結局貴族探偵の正体って?!あと、貴族探偵は前回と今回で高徳を始末しろ、的なことを召使いに言っているので、高徳は始末されてしまう流れだと思いますが、そしたら何で今助けるの?
という話なってしまうので、きっと殺されるのではなく何か別の意味での「始末」ではないかと予想しています。貴族探偵の正体と目的、そしてその存在について、ずっと焦らされとにかく焦らされてきたのもやっと次回で終わりです。
どういう結末を迎えるのか想像つきませんが、全てを知って早くスッキリしたい気持ちでいっぱいです。