わろてんか80話感想「ある1日」
新しいことを積極的に取り入れ、いろんなことに挑戦し続けている風鳥亭、その真面目で前向きな姿勢が功を奏し、とても大きな組織となりました。寄席を運営している組織としては、大成功といっていいと思います。
ここまでみんなでよくがんばりました、でも、まだまだ歩みを止めるわけにはいきません。大阪をものにした風鳥亭、いえ、北村笑店といった方がいいかもしれません、今度は東京への進出を模索し始めました。
大阪で一番になったといっても過言ではないですが、そうなったと思ったらすぐに東京進出を考えるなんて、藤吉郎はなんだかやり手の経営者みたいになってきました。
最近はどこか全体的に余裕を感じることもあり、以前のお母さんに怒られてばかりの頼りない藤吉郎がウソのようです。これからもっともっと大物になっていくこと、ゆるく期待したいと思います。
それと今日は風太とトキのことについても触れたいと思います。先日、風太の本心でない失態によってトキを傷つけてしまい、微妙な空気になった二人。
風太自身もとても反省しており、どうにかトキに謝れないかとがんばって思いついたことがトキに口紅をプレゼントすることでした。
風太の風太らしい心遣い、そしてわかりにくい謝罪と愛情表現にはまた失笑しましたが、風太はいつなんどきも風太でいることに安心もしました。
そしてトキも予想外のプレゼントに驚きながらも、やはり嬉しかったようで、女性としての一面が垣間見えました。
この二人は結局くっつくのでしょうか、それともこのままずっとこんな感じの関係でいるのかな。個人的にはハッキリと答えを出してくれたら嬉しいと思っています。