わろてんか73話感想「新たなステージへ」
あっという間に大きな組織となった風鳥亭、もう会社と言える規模になりました。基本的には全てを藤吉郎が取り仕切っていますが、てんは変わらず経理を担当し、その下にトキがヘルプでついていて、トキにとっては大出世です。
また、各寄席の席主、今でいうところの店長でしょうか、それらを風太がまとめていて、そうですね、今でいうところのチーフマネージャーでしょうか、組織としての指揮系統もきちんとしていて、とても頼もしい会社になりました。
でも、その中にも家族産業的な暖かさもあり、なかなか良い雰囲気で、一気にレベルアップした印象を受けました。
もちろん、風太とトキのお決まりの掛け合いも健在で、もしかしたらこのアンバランスさが風鳥亭の経営のポイントなのではないかと思うほどです。
自分たちで始めた事業が大きくなっていく過程は、大変なことも多いと思いますが、その分充実感にも溢れていて、とてもやりがいのあることでしょう。これまで歩んできた道を知っているからこそ、その努力を賞賛し、祝福する気持ちでいっぱいです。
そして波に乗っている風鳥亭は早速新しいことにも着手しました。風太の発案ですが、藤吉郎も新しいことに対してはとても貪欲で、また何かが始まろうとしています。
チャレンジなくして進歩もないので、うまくいくことを祈っていますが、身の丈に合ったことをやっていく謙虚さも必要ですよね。なのであまり欲張りすぎず、一歩一歩ゆっくりでいいので確実に行けるようがんばって欲しいですね。