わろてんか58話感想「関係性」
お夕さんを助けた縁で、団真さんとも知り合い、関わりを持った風鳥亭。これも何かの縁と、団真さんに風鳥亭で出演してもらおうかという話になりました。団真さんは自信家で、自分をとても面白いと思っています。
この部分については、何とも評価が難しいところですが、お夕さんは団真さんのことを心から面白いと思っており、その気持ちが団真さんに揺るぎない確かな自信を与えているのだということはわかりました。
実際の実力はさておき、この二人の夫婦としての関係性がとてもしっかりしていて、羨ましく思いました。周りの目や世間の評価も時には気にする必要がありますが、夫婦なんて二人さえ良ければどんな関係性も成り立つものですよね。
もっとも、現実的には難しい理想論ですけど。まあだからこそ憧れるのですが。それから、今日も芸人労働組合と藤吉郎との間で話し合いが持たれました。そして今日はなんとてんも組合側にいて、家族として藤吉郎に待遇改善を求めているではありませんか。
てんもなかなか面白いことをやりますね、でもこうでもしないと藤吉郎に話を聞いてもらえないと思ったのでしょう。藤吉郎は最近自分のやりたいことだけにまっしぐらで、周りには全く関心がないですからね。
仕事を頑張るのは大変結構なことですが、組合との話し合いや家族の言葉に耳を傾けるのも大切な仕事だと私は思います。最近の藤吉郎はてんを始め、キースやみんなの話をすぐにあしらいそもそも聞くつもりがない所に腹が立ちます。
自分だけが頑張っているとでも思っているのでしょうか。文句ばかり言っても仕方ないですが、てんの気持ちを考えるとついそう思ってしまいます。いずれにせよ、しばらくは様子見という感じですね。