わろてんか55話感想「いま」

今週も始まりました、わろてんか、先週は色々ありましたが、それも解決し、まさに順風満帆、とてもいい雰囲気の風鳥亭です。また、二軒目の寄席が手に入る算段もつき、北村「笑」店としても順調に事業が拡大できています。

リリコは未だに藤吉郎とてんの周りをウロウロしていて、相変わらずの危ない天然さを持っていますが、隼也のことは本当に可愛いらしく、子守したりしなかったりと何というか、ちょうどいい距離感で付き合えています。

そして、それは風太に関しても同じで、風太もギンさんの元仕事を頑張っており、寄席や芸人、お笑いについての知識や見る目をぐんぐん付けていて、風鳥亭に集金に来るついでに藤吉郎とビジネスを始めとしたいろんな話をしていて、何だか男同士の仕事談義、という感じの雰囲気でした。

ただ、そこへ必ずトキの突っ込みが入るところは昔から変わっておらず、そこも含めて今の風鳥亭の空気感はこれまでで一番いいのではないかと思いました。

長い付き合いの仲間たちが、それぞれの道を歩きながらも縁あってまた一緒の時間と共通の思いを持つことができる、何と素敵なことでしょう。このまま時が止まってくれればいいのに。

でも、時は止まりません、藤吉郎は三軒目、四軒目とまた寄席の拡大を考えているようですし、大阪の街にも変化が訪れています。

そしてまだ出てきていない大物芸人さんも大きな「何か」に追われているようで、明日からまた忙しくなりそうな予感がします。この大物芸人さんは風鳥亭にどんな風を送り込むのでしょう。