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わろてんか35話感想「儲けておくれやす」

わろてんか35話は、啄子が寄席を始めることを反対するところから始まります。お金もないのに寄席なんてできるのかと啄子が問いただすと、藤吉は毎日の売り上げから少しずつ払っていくと亀井さんから了承を得ていることを伝えます。

 

 

二人が頼み込むと、啄子は「わては観にいかへんで」といじけているような感じで言い、藤吉を寄席に連れていったのが間違いだったと、父親を探し回ったときの話を始めました。

 

 

あそこで道を誤った、あれさえなければこんなことにはならなかったと悔やんでいました。啄子を説得させられないと二人が悩んで居ると、芸人仲間が集まってきました。

 

 

亀井さんを説得できたことが広まり、みんな自分が寄席に出られるのかと沸き立っています。しかし、啄子が説得できないと藤吉が言うと、全員それが一番難しいことが分かったようで肩を落としてしまいました。

 

 

すると、キースがあさりさんの肩に腕を回し、「俺らが納得させてやる」と言い出しました。あさりさんの方は驚いています。さっそく二人は啄子がいる部屋へ行き、キースが藤吉の寄席を認めてやれと説得しますが、お茶を飲みながら無視します。

 

 

さらに親だったら藤吉の幸せを叶えてやれと続けましたが、やっぱりお茶を飲んで無視していました。夜、藤吉とてんがおやすみの挨拶をしても啄子は無視しています。めげない二人の会話に襖の向こうで啄子は何か考えています。

 

 

翌日、啄子は朝から野菜の売り歩きをしていると、亀井さんの寄席の前を通りかかります。「ここは…」と何か思い出したようです。藤吉たちが寄席の前に来ると、寄席の扉が開いていて、中には啄子が佇んで居ました。

 

 

そこは、藤吉と初めて入った寄席だったのです。啄子は懐かしそうにその時の事を思い出していました。藤吉がここを気に入っていたのは、もしかしたら記憶のどこかに残っていたのかもしれません。

 

 

藤吉は自分が寄席を見たかったのではなく、啄子に笑ってほしくて寄席に入りたいと駄々をこねていたことを話します。そして、藤吉は舞台に上がり、鶯のマネを始めました。

 

 

とにかく、啄子を元気づけたい。今も昔も藤吉は母親を心配しているのでした。藤吉がしつこく鳴いていると、とうとう啄子は笑いだしました。藤吉が初めて自分の芸で啄子が笑ったというと、啄子は「わろうてやったんや」と照れ隠しのように言い返します。

 

 

しかし、藤吉のおかげでもしかしたら助けられたことがあったかもしれないと、啄子は藤吉を認めてくれたようでした。寄席をやるからには、そこからは商売の領域です。

 

 

啄子は、寄席をやるならお金の取れる芸人を集めなければならないと現実的な話を始めました。「儲けておくれやす」と、とうとう啄子から寄席をやることを認める言葉を聞くと、藤吉とてんは少し浮かれそうになります。

 

 

しかし、啄子は厳しい顔で「ここからがほんまの試練や。あんじょうきばりや!」とまだスタート地点であることを二人に認識させました。啄子はてんにも頷いて見せ立ち去りました。二人が喜んでいると、今度は奥から亀井さんと男性が出てきました。

 

 

男性は藤吉をド素人呼ばわりして、ここは自分の寄席だと言って出て行きました。亀井さんに事情を聞くとその男性は、寺ギンと言う人で太夫元という芸人の元締めをしている人で芸人の間ではかなりの有名人だったようです。

 

 

寺ギンさんは突然この寄席がほしいと大金を一括で支払うことを約束していったようです。亀井さんは藤吉たちに先に同じ大金を持って来たら譲ってやると言ってきました。

 

 

金額は500円今のお金に換算すると500万円ぐらいだそうです。そんな大金一日二日では用意できないと、藤吉ががっかりしていると、てんが少し思いつめた顔で、藤吉を見つめながら考え込んでいました。

 

 

そして、てんは早朝から出かけて行きました。向ったのは、てんの実家で、てんが厳しい顔をしながら藤岡屋を見つめているところで今回のお話はおしまいです。

 

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