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わろてんか29話感想「笑いを商いに」

借金取りに家を奪われそうになり、藤吉(松坂桃李)はナタを啄子(鈴木京香)に振り上げてあわや大惨事?となりますが、借金取りは米を売った幾ばくかのお金をもってあわてて退散しました。

 

 

もちろんそれは藤吉の借金取りを追い返す芝居だったのですが、啄子は「本当は私に向かったナタを振り下ろしたかったんだろう」と言います。小さい頃から何一つ笑いのないこの家が嫌いだったと正直に話す藤吉。

 

 

父親は女遊び、姉にはイケズをされ、母親は商人になれとしか言われず、窮屈に生きていたのでしょう。けれど本当は母親に認めてもらいたかったのだと…。

 


それで家と土地抵当に出しちゃったんだから、ほんとう不器用というか、下手くそというか…。啄子も何も言わず、息を吐き出すのでした。翌日残った米をちゃんと売り切るという藤吉にてん(葵わかな)も手伝いを申し出ます。

 

 


2人で米を運びながら必死に笑顔で米を売り歩きます。あと少しというところで、キース(大野拓朗)がみそかに払う家賃をはたいて買い取ってくれました。キースなりのお詫びだったのでしょうね。

 

 

そのお米よそで売って家賃作るんだよキース。万城目(藤井隆)の店で食事をとっていると、キースと落語家が落語のオチで喧嘩を始めていました。思わず藤吉が間に入り、元々のオチより素敵な締めをアドバイスします。

 

 

ん?これがもしかして藤吉の才能ではないでしょうか?自身では出来ないけど、人の話を膨らませる事ができるのでは?そんな片鱗をみせつつ、店で芸人たちとしばし交流し、笑った過ごしたてんと藤吉。

 

 


米を売り切り、北村屋に帰ると、啄子も神妙に迎えてくれました。藤吉も深々頭を下げます。帰ってからも家事に精を出すてんに藤吉は、今日までの礼を言い、京に帰るよう促します。

 

 

しかしてんは藤吉には誰にも負けない人を笑わせたいという気持ちがあるといい、いっそ笑いを商売にしようと提案するのでした。さあ、これから笑いの王国をつくる二人の足がかりですね!

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