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わろてんか20話の感想「女中・てんの一日」

わろてんか20話は、てんが藤吉の実家で女中として働くところから始まります。ほかの女中からは「どすどすいう京ことばやめてんか!」と早速いびられています。

 

 

食い扶持が増えて迷惑とまで言われますが、てんは一息ついて「よし!」と笑顔で気合を入れます。てんは雑巾がけをしていても、女中たちから嫌味を言われてしまいますが、一生懸命仕事をしています。

 

 

そんなてんを啄子は憎たらしそうに見ています。そこへ寝坊した楓が現れると、啄子はにっこり笑って、楓はお客様だからと優しく対応していました。待遇の違いにてんは表情が曇っています。

 

 

にっこり笑っていた啄子は、厳しい顔に戻り、てんに厠の軒下に蜘蛛の巣が残っていると厳しく指摘します。てんは慌てて蜘蛛の巣を払いに駆け出します。頑張っているてんが気に食わない様子の啄子は、どうせ一日で逃げ出すだろうとつぶやきました。

 


朝食の支度をしていると、起きてきた藤吉が声をかけます。てんを部屋の隅に呼び寄せて、自分で作った啄子の般若のようなお札を見せて笑わせます。

 

 

朝食を始めようとすると啄子はてんに「奉公人はこっちや」と言って、部屋から追い出してしまいました。他の使用人たちとご飯を食べていると、てんがなにやらひどい匂いに気づいてびっくりしています。

 

 

すると、女中が台所にある漬物の樽から匂いがしていると教えてくれました。啄子が使用人たちの食欲を抑えるためにわざとふたを開けて置いていると教えてくれました。

 

 

食事の後、てんが洗濯をしていると女中がたくさん追加の着物を渡してきます。洗濯になれていないてんは洗濯板で手の皮がむけてしまいました。

 

 

血が出ていることに気づいて、慌てて家の中に入って行くと、お店では藤吉が番頭さんにお米の説明を受けていました。北村屋では外国米も扱っていて、日本人向けではないお米を日本人でも食べられるようにブレンドするのは昔からやっていたお米屋さんの技のようです。

 

 

藤吉はブレンドの仕方を教えてもらえるよう頭を下げてお願いしていました。それを見たてんは自分も「がんばらないと」と洗濯に戻って行きました。すると、トキが「うちもここでご一緒します!」と現れます。

 


女中の恰好をしているてんを見て、トキは状況が分からず戸惑います。啄子はただの働き手が増えるのは結構なこととにっこり笑って立ち去りました。トキはそれだけで状況が把握できたようでした。

 

 

てんが食事の後片付けをしていると、藤吉の姉が現れました。てんの上着を勝手に持ち出し、女中には必要ないといいながら自分のものにしようとしていると、藤吉が現れて上着を取り返してくれました。

 

 

さらに、楓が現れて自分の櫛を差し上げますと姉を連れていってしまいました。藤吉の姉・頼子は嫁ぎ先からよく里帰りをしているようです。ややこしい人がさらに増えました。

 


その後、藤吉はお米の買い付けに出かけました。見送りに出た啄子は藤吉が店を継ぐことが本当に嬉しそうでした。てんは繕い物にかわいいトンボの刺繍をして、作業を楽しんでいます。

 

 

使用人たちの食事中の漬物の匂いも、てんが気を効かせてショウガで匂いを消してしまいました。ひどい匂いの中食事をしていた使用人たちはうれしそうに笑っていました。楓は陰から憎々しげに見つめていました。

 

 


帰ってきた藤吉には、疲れた体に効くお灸を差し入れてとても気の利いた働きを見せていました。藤吉は啄子の堂に入ったケチ具合を説明して、またてんを笑わせてくれます。

 

 

そこへ楓が現れて、てんに「媚びを売っている」と嫌味をいうと、藤吉は楓と結婚する気は無いのであきらめてくれと伝えます。楓が泣きだすと、今度は啄子が現れ、どちらが藤吉にふさわしいか見極めると言い出すところで今回のお話はおしまいです。

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