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わろてんか第六話の感想「わろてんか?」

藤岡てん(新井美羽)は、祭りでばったり出会った芸人の青年・藤吉(松坂桃李)の事が気になり、寄席を覗きに行きましたが、そこで見たのは日本一の芸人だと見栄を張っていた藤吉が、出番をとちって客からブーイングを受けている姿でした。

 

お客に物を投げられ、仲間に引きずられるように舞台から降ろされる彼を心配して、楽屋にひょろりと入り込むと、様子を覗いに行くのでした。

 

そこで芸人一座のリリコ(莉帝)に少し意地悪されるのですが、藤吉とこの間一緒に逃げていたキース(前田旺志郎)に庇ってもらい、小屋の隅で涙を浮かべて小さくなっている藤吉のところへ連れて行ってもらいます。

 

最初は強がるも笑いを取れず、笑われてしまった事がショックだったのか藤吉は、せっかく訪ねに来たてんに、帰ってくれるかと突き放します。日本一の芸人だと言っていましたが、どうやら今日が彼の初舞台だったようです。

 

それでテンパって出番を間違ったんでしょうね。キースのアドバイスで、前回分けて上げたチョコレートを再び藤吉に持って行き、励まそうとするてん。藤吉もてんの優しさに励まされたようです。

 

日本一の芸人で有る事は嘘ではない。ずっと先だけど…とそこから自分の事を話し始めます。自分の育った家庭が冷たい家庭だったので、笑いで日本をぬくぬくに温める芸人になるのだと夢を語りました。

 

そこで芝居の見栄張りをする藤吉にゲラ(笑い上戸)のてんは思い切り笑い。自分のすることに初めて笑ってくれたてんに「君は僕の芸に笑ろてくれた第一号のお客さんや、これからもその笑顔で、ずっとわろてんか」とてんの頭を撫でるのでした。

 

これが二人の始まりなのでしょうね。全国を旅芸人として歩き回る藤吉は、その後もずっとてんに手紙を送ります。丁稚の風太鈴木福)はそれが面白くないようですが…。

 

そうして幾年月、てん(葵わかな)はずっと藤吉と手紙のやりとりを続け、笑顔の眩しい年ごろの娘へと成長していったのです。ついに新井美羽ちゃんから葵わかなちゃんにバトンタッチしましたね。

始まったばかりのわろてんか。地固めの一週間が終わりました。来週から本格的に物語が動き出すのでしょうか。てんと藤吉がどんなふうに笑いで日本を温めていくのか、楽しみです!わろてんか七話につづく。

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