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わろてんか第三話の感想「運命の出会い」

薬問屋が取り仕切るくすり祭りの日です。藤岡てん(新井美羽)の父・儀兵衛(遠藤憲一)は大忙しです。

 

一家総出で大忙し、しかし行儀見習いで丁稚の風太鈴木福)もつまみ食いをしつつ手伝っていますが、祭りのムードにそわそわです。家人の目を盗んで、寄席に来た落語を見に行こうとてんを誘います。

 

これで一話の冒頭に戻るわけですね。寄席には、もう人がいっぱいで、思わず横からこっそりのぞいていた二人は、大人に見つかってしまい、捕まるまいと逃げます。そんな二人が大人から逃げ惑う姿に、観客は大笑い。

 

その景色に、てんはなにやら感銘を受けているようです。ここから笑いを商売にする道が、彼女の前に開けていったのかもしれませんね。追いかけてくる大人を振り切ろうと逃げる二人。

 

風太がわざわざてんをおんぶして逃げてるんですが、それ逆に遅くならないかなと心配しちゃいます。まあてんは着物姿ですし、男の子として風太が頑張ってるのかな?

 

そんな二人に並走するように逃げているらしい男が二人。妙な出で立ちの彼らも追われているようで、てんは思わず彼らを庇います。青年・藤吉(松坂桃李)とてんは、二人きりで小屋に逃げ込みます。

 

どうやら騙されて飲食した仲間を、高額な飲食代をせしめようとする輩から逃がしていたようです。本人は何も食べていないので腹歩空かしている様子に、てんはお祭りの日だから分けて貰えた大切なチョコレートを藤吉に譲ります。

 

すると彼は、自分は旅芸人の一座で、全国を回っていると教えてくれました。芸人と聞いて、先ほどみんなを笑いに巻き込む落語にいたく感動していたてんは目を輝かせてしまいます。

 

藤吉も自分は全国一の芸人だと胸を張るのです。どう見てもそんな有名そうに見えない彼ですが、子どものてんはすっかり興奮しきりです。バタバタと別れてしまったてんと藤吉。

 

しかしこの出会いが、大阪を笑いの聖地に変える伝説の一歩となるのでしょうね。厳しい薬問屋の娘であるてんが、どんな風にこれから笑いに関わっていくのか楽しみです。わろてんか四話の感想へ

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