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わろてんか第一話の感想「わろたらイカンって!」

今日から始まった朝ドラ「わろてんか」。タイトルの「わろてんか」というのは大阪弁で「笑ってください」とか「笑ってほしい」という意味で、あの笑いの殿堂「吉本興業」の創業者である、「吉本せい」をモデルにした一代記を描かれます。

今日の一話はまず物語のヒロイン藤岡てん(新井美羽)が生まれ育った京都の老舗薬問屋を舞台に、生真面目で厳しい父・儀兵衛(遠藤憲一)にゲラ(笑い上戸)を厳しく咎められてしまうところから始まります。

 

儀兵衛が真面目な顔をして、周りを威嚇するような視線を送りつつ、大きなくしゃみをして周囲がこけてしまうのは、吉本新喜劇のお約束ですよね。今後もこういう「ベタ」を取り込んでいくのでしょうか?

 

その辺も見どころなのかもしれません。しかし笑いを禁止してしまうだなんて、年頃の子どもですし、笑って過ごしているならそれでいいじゃんと思うのですが、時代も明治時代後半。子供にも少し厳しい時代なのでしょう。

 

家族使用人揃って食事をしているシーンがあるのですが、父親と跡取りの兄・藤岡新一(千葉雄大)は一番奥で二人で食事を取って、残る子どもたちと奥様、姑は少し下がった場所でこじんまりと囲っています。

 

さらに奥の少し暗い場所に使用人がもっと詰ってたくさんの人間がいましたもんね。この時代の、大きなおうちでの暮らしがよくわかる食事シーンでした。

 

大切なお客様の前でゲラを出してしまい、粗相をしてしまったとは言え、時代も相まって、年相応に笑ってはいけないなんて言われてしまったてんが、この後、激動の日本を生き抜きながら、大阪を笑いの聖地にしてしまい、それを全国に知らしめていく姿がこれから描かれていくのでしょうね。

 

どんな運命的な出会いと別れを繰り返し、どんな人生の取捨選択を迫られてしまうのか、今からワクワクと期待をしてしまいます。役者さんが挑戦するであろうお笑いや、多分これからたくさん出るだろう吉本の芸人さんさんたちの絡みも非常に楽しみです。わろてんか二話につづく。

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