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貴族探偵の第11話の感想はコチラ

 

ついに最終回を迎えました貴族探偵、そうですね、感想を一言でまとめると、「期待していた結末ではなかったけど、それなりにいい終わり方だった」という感じでしょうか。

 

 

まず、事件の真相についてですが、これはもう正直どうでもいいですね。よくある話で、真実を隠してた隠してないだ、あとは名家でありがちな家柄問題といった内容で、トリックもなんというかやや現実的に欠けるもので、感情移入のしにくい事件でした。

 

 

ですのでそこは割愛して、今回はついに高徳が事件を解決しました!と、いうことで、貴族探偵との賭けに勝ったので、喜多見の殺害についての情報と貴族探偵についての情報をついに得られることとなりますが、最後もやはり貴族探偵にサラリとかわされ、目的が達成できませんでした。

 

 

まあでも真相が分かり、そして何より喜多見師匠が生きていた、こんな嬉しいことはないので、オッケーということですね。てっきり貴族探偵は警察とか何か公的な組織の関係者だと勝手に勘違いしていたので、この結末は予想外でした。

 

 

そしてまさか本当にただの貴族探偵で、喜多見に頼まれて高徳をあんな風に見守っていたとは。わかりにくいですが、責任感と深い愛情を感じました。これはきっと喜多見と貴族探偵との間に確かな信頼があるからこそできることですよね。

 

 

そして最初は頼まれたからと高徳のことを見守っていた貴族探偵ですが、後半は絶対に好きになっていましたね。それは高徳も同じようで、最後のシーンのようにきっと二人でアバンチュールに出かけたことでしょう。

 

 

そして喜多見の高徳に対する愛情と、高徳の師匠に対する気持ちもまたステキだなぁ、と思いました。とても理想的な師弟関係ですよね。

 

 

そんなこんなで高徳は喜多見を始め貴族探偵、さらにはその秘書と召使いたちにずっと守られていたわけで、そのみせびらかさない深い愛情に心が温かくなりました。

 

 

特に最後の高徳の事務所で召使いたちが解説をするシーンで、彼らの高徳を見つめる温かい表情、そしてそれを知った時の高徳の表情が素晴らしくて一人で絶賛してしまいました。

 

 

高徳は幸せ者ですね。きっと幸せだからああいう可愛らしいキャラクターになり、愛らしいキャラクターだからこそこんな風にみんなに愛されるのでしょうね。ほんの少しでもいいから見習おうと思いました(笑)

 

 

でも結局のところ、貴族探偵は何者なのか、どういう生活をしているのか、それと果たして推理はできるのか、そこら辺については全て謎のままでした。

 

 

うーん、ここももう少しスッキリしたかったので、この部分の結末についてはやや不満もありますが、ただ、最初にも言った通り、結末が思ったよりいいお話で、不満な部分を打ち消すくらいの満足度はあったので、結果的にはいい気持ちで見終わることはできました。

 

 

最後に、今回は召使いたちの推理が間違っていて、それを高徳が訂正するという形で事件を解決しましたが、後から考えるとこれもきっと貴族探偵と召使いたちの計らいで、そうすることによって高徳が事件の真相を導き出し、解決できると判断して、わざとそういう流れに持っていったのだと思いました。

 

 

恐るべし召使いトリオ!本当になんでもできる頼りになる人たちですね。まだ貴族探偵の本当の正体もわかっていないことですし、一人前になった高徳の一人で事件を解決するところも見られていないので、続編も十分できるじゃん!なんて、次作に期待。

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