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わろてんか118話感想「いざ、発動」

いよいよマーチンショウが動き出します。共同出資者を前に伊能さんのプレゼンが始まりました。

 

 

隼也の書いた企画書をもとに進められることになった今回の事業、企画書でしか関われなかった隼也の思いを始め、最後まで隼也に担当をさせなかったてんの思い、そしてそんな二人の思いを全力で受け止めサポートに徹した風太と伊能さんの思いなど、とにかくたくさんのいろんな思いが込められています。

 

 

日本では初となるマーチンショウ、常に新しいことに挑戦してきた北村笑店だからこそできることです。

 

 

でも、動員人数が何人だの入場料は一人いくらだのといった具体的な数字が出てきて、きちんとした経営の話になったのにはなんだかフッと頬が緩んでしまいました。

 

 

わろてんかでこんな生々しい話が出たのは初めてじゃないでしょうか、商売とはこういうものだと改めて思わされた気がします。ただ一方でとても現実的で良かったです、今後はもっとこういう部分の描写が多くあってもいいと思いました。

 

 

それから今日はもう一つ、リリコと四郎について。なんとリリコは四郎のことを好きになってしまったようです。とても気になってしまい、どういうことなのかとてんに相談していました。

 

 

リリコがてんに恋の相談なんてなんだか笑えてしまいますね、でもいくつになっても恋心は大事だとてんは言いました。その通りだと思う反面、藤吉郎亡き今、どういう気持ちで言ったのだろうと少し考えてしまいました。

 

 

また、リリコは若く見えますがてんと同年代ということを考えると恋の適齢期とは決して言えませんよね。

 

 

もちろん、気持ちの面では年齢制限はありませんが、実年齢や社会的な立場などいろんなことを総合的に判断する必要もあるのかなとも思ってしまいます。でもまあ、一番重要なのはリリコが幸せであるということなのですが。

わろてんか117話感想「成長」

今日はとてもいいお話でした。もしかしたらこれまでで一番良かったかもしれません、隼也の成長を実感できた素晴らしい回でした。伊能さんの計らいでマーチンショウを伊能さんと北村笑店の共同でやることになったのですが、てんの強い意向により隼也は担当になれませんでした。

 

 

何度もてんに頼みこみ、周りも隼也にやらせることに反対はしていないのですが、今回は珍しくてんが一歩も譲らず、隼也は関わることを禁止されてしまいます。

 

 

てんの意向もわかりますし、大変合理的で経営者としても親としても当然の判断だと思いますが、この決定に隼也は不満も持ち、きっと拗ねるのだろうと予想していたのですが、フタを開けてみてびっくり、この決定をしっかりと受け止めている隼也がいました。

 

 

拗ねたり腑抜けるということは一切なく、自分はやるべきことをやる、それをやっていればいつか道は開ける、としっかりしたことを言っています。

 

 

さらには、マーチンショウは素晴らしいもので、日本でも絶対に流行る、日本にマーチンショウを広められるのであれば自分が担当でなくても構わない的なことまで言っていて、隼也はいつこんなに成長したのかと見ていて泣きそうになりました。

 

 

それでも何かの時はいつでも役に立てるようにとマーチンショウについての勉強は日々続けておりまるで優等生です。隼也はここにきて本当に大きく成長しています。こういう考えを持てたのであればもう立派な一人前と言えるのではないでしょうか。

 

 

そしてリリコアンド四郎もそうであるように、ここにきてまた大きく羽ばたこうとしている人達がいます。人にはそれぞれタイミングがありますが、みんなが自分のペースで羽ばたけることを祈るばかりです。いずれにしても北村笑店はまだまだ大きくなりそうです。

わろてんか116話感想「母として」

もうすぐ25周年を迎える北村笑店、記念の企画がいろいろと決まってきました。そんなタイミングで今日は伊能さんからマーチンショウも企画の一つとして加えたいと提案がありました。

 

 

隼也とマーチンショウのあの一件があった直後だったので、みんなビックリしたようですが、伊能さん曰く、マーチンショウ自体はとても素晴らしいもので、日本でも絶対に取り入れるべきだ、と。

 

 

そしてこの前の詐欺師も捕まり、今回こそは信頼の置けるエージェントとの契約なので大丈夫だ、と。伊能さんがこう言うのであれば心配することはないですよね。そして伊能さんはマーチンショウに目をつけた隼也の着眼点は良かったとも言ってくれました。

 

 

これは隼也にとっても母であるてんにとっても嬉しい褒め言葉だと思います。特に詐欺事件もあったので、次に向かって再チャレンジするにあたりとても励みになる言葉なのではないでしょうか。

 

 

でも、意外なことに今回はてんが隼也をマーチンショウに関わらせることはしないと宣言しました。母親としての愛ですね。痛いほどよくわかります、だからこそ全面的にてんの意見に賛成です。

 

 

隼也がどれだけマーチンショウをやりたいか知っているからこそ、今のこのタイミングでは関わらせることはできないとの決断は、てんにとっても簡単なことではなかったと思います。

 

 

この伊能さんまでもが驚くようなてんの決断は、経営者というより母親としての固い決意が見えたような気がしました。ただ一方でこの決定は隼也にとってはとても理解しがたいことで、やる気を無くすような出来事だとも思います。

 

 

でもこんなことで負けていてはダメです、継続は力なり、今できることをやっていればそのうち道は開けます。いつかのその時まで隼也には頑張って踏ん張って欲しいと思います。

わろてんか115話感想「男らしく」

大きなミスを犯してしまった隼也ですが、気を取り直し、北村笑店で一から修行中です。今度こそは本気のようで、誰よりも早起きをして寄席に行き、床磨きをしたりとなかなか頼もしいです。

 

 

風太もそれを見て更にカツを入れますが、一方で安堵感もあるようで、この失敗を次につなげることができそうです。生きていれば失敗することもありますが、大切なのは失敗しないことではなく、失敗した時どう挽回するか、そして次にどう生かすかですよね。

 

 

隼也の変化は周りのみんなも感じているので、もう同じ過ちは繰り返さないでしょう。それから今日はなんと藤吉郎も再登場しました。もちろん、てんの想像の産物としてですが、久しぶりに出てきた藤吉郎も隼也の失敗については嘆いていました。

 

 

ただ、個人的には藤吉郎のこれ以上の出演は不要だと感じています。てんの思い出の中に出てくれば十分で、実際の姿カタチとして出演する必要はないかなと。なんだかてんの藤吉郎への思いが逆に軽く写ってしまうような気がしています。

 

 

てんも隼也も、そして北村笑店のみんなも一日だって藤吉郎のことを忘れたことはないので、出演なんかしなくても大丈夫だよと言いたいですね。

 

 

そして最後に、現在社史をまとめている北村笑店、藤吉郎とてんの若かりし頃の苦労や失敗談、更には先進的な取り組みなどこれまでを振り返り、いろいろなエピソードが思い出されます。

 

 

が、その社史の最後を飾る記念すべき25周年の出来事を「マーチンショウで詐欺に遭う」にするようで、これには唸りました。どんなことも包み隠さず全て糧とする、という心意気が強く伝わってきてなかなかいいですよね。

 

 

もちろん、隼也にとってはとっても嫌なことだと思いますが、事実ですしこれを語れるというのは何よりもう次に向かって前進しているということだと思います。やはり北村笑店は強いです。

わろてんか114話感想「再出発」

結果的に詐欺に遭ってしまった隼也、本人はもちろんですが、てんを始め伊能さんや風太まで自分に責任があると言い、なんだかとっても悲しい雰囲気になってしまいました。

 

 

誰が一番いけないかと聞かれればそれはもちろん隼也で、今回のことは隼也の未熟さが招いたことですが、預かっていながら監督不行き届きだと伊能さんを責めるのか、はたまた親代りの風太を責めるのか、いやそもそもは母親であり北村笑店の社長のてんに一番の責任があるのか、どうにもややこしい話です。

 

 

ただ、事実は一つ、隼也は騙され、そしてそれはもう取り返しがつかないということ。なので、ここは責任論より今後どうするかにフォーカスして物事を考えるべきですよね。

 

 

そして隼也は伊能さんのもとを離れ、北村笑店でまた一から修行しなおすことになりました。隼也自身も納得していますし、これが最善の策だと思います。

 

 

本人にとっても周りにとっても、初心に帰る良い機会、隼也も心を入れ替えて一生懸命頑張ってくれることでしょう。そして今日のベストシーンは隼也が伊能さんにお詫びとお別れを告げたところです。

 

 

伊能さんがまたとても優しく厳しい言葉を隼也に餞けの言葉としてくれました。伊能さんの相変わらずのキレとクールさににまたズキュンときてしまいました。

 

 

でも、今回隼也は失態を犯してしまいましたが、そのことで周りのみんなの温かさをより深く感じたのではないかと思います。

 

 

みんな責めるどころか藤吉郎に似ているだの何だのと、優しい慰めの言葉をたくさんかけてくれ、そんなみんなの言動に心が救われたのではないでしょうか。そのみんなの優しさを忘れなければ、隼也はこの先もやっていけると思います。

わろてんか113話感想「非常事態」

やっちゃいました。隼也がやらかしちゃいました。どうしてもマーチンショウをやりたい隼也は、自分一人で決めて今度は取り返しのつかない勝手な行動に出てしまいました。

 

 

そもそもすぐにお金を払ってくれれば契約をするという電話があった時点から怪しいと思っていましたが、まさにその通りでしたね。伊能さんもてんとの間で少し調べてみると言っていた矢先の出来事だったので、ほれきた!という感じでした。

 

 

それにしても隼也、これはダメですよ。おそらく周りのみんな全員に反対され、止めらたからこそ余計に火が付き、突っ走ってしまったのだと思いますが、それでも家にあった貯金を勝手に持ち出すのは倫理違反だと思います。

 

 

まあ、世の中にはこういうタイプの人間もいますが、隼也がこれをやってしまったことはとても残念に感じています。なんというか、わがままを通し自分のやりたいことに突き進むのとは違いますよね。

 

 

結局は家のお金を使ったわけですし、自分で解決してないですからね。もうちょっとみんなを説得するか、相談すべきだったと思います。つまり自分の能力をわかっていないところが一番の問題だと思います。

 

 

自分には何ができて、何ができないのか、それすらもわかっていないようではダメです。もっともっと勉強が必要ですね。でも、まだまだ若いのでいくらでもやり直しがききます、もっと謙虚に貪欲に、たくさんのことを吸収してほしいと思います。

 

 

そして隼也を北村笑店から預かっている身の伊能さんは責任を感じていて、何だか微妙な空気です。果たしてこの一件は誰がどのように解決するのでしょうか。いずれにしても、とても高い授業料となりました。

わろてんか112話感想「お坊ちゃん」

今日もいろんなことで賑やかな風鳥亭、コンビ別れをして東京に行ったキースは早速新しい相棒を探していますが、大阪に残ったアサリはまだ相棒を見つけられず、そのことでてんと風太からも急かされていてますますやる気を失くしていました。

 

 

一方でコンビとして順調なリリコと四郎はすっかり二人でいるの自然となり、いい感じです。そして伊能さんのところにお世話になっている隼也に今日は大きな転機が訪れました。

 

 

隼也がずっとやりたいと思っていたマーチンショウの営業の電話を隼也が受けたのです。とても興奮した隼也はすぐに社長の伊能さんに相談しますが、もちろんはいそうですかとオーケーが出るはずもなく、意気消沈してしまいます。

 

 

隼也もバカではないですし、伊能さんの言っていることも理解していますが、やはりどうしてもという気持ちがあり、結局は自分の判断でそのマーチンショウの代理人と会ってしまいます。

 

 

これはなんともいえない展開ですね。隼也の気持ちも痛いほどわかりますし、自分で考えて行動することが一概に悪いとは言えません、特に修行中の身であればこそ、その行動力は褒めてあげてもいいと思います。

 

 

だた、そうはいっても隼也は無理を言って伊能さんの会社に入れてもらった「特別扱い」の身。ただでさえそうなのだから、これ以上の勝手が許されるわけもないのは大人であれば誰でもわかることです。

 

 

隼也のそういうところはやはりお坊ちゃまですね。でも、藤吉郎にそっくりな気もします。てんもなかなか気が休まりません。それと最後に、隼也にも恋の時間が訪れたようです。これについての展開も要注目ですね。

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