ドラマやスポーツ等についてつづっています

ドラマやスポーツのことについてあれこれと書いています。

わろてんか79話感想「お披露目」

今日は乙女組のお披露目の日でした。風鳥亭の新しい目玉としてスカウトし、大事に大事に育ててきた乙女組。たくさん練習し、おかげさまで滞りなく本番のプログラムを終えることができました。

 

 

一時はどうなることかと思いましたが、どうにか本番を迎えられ、嬉しいの一言に尽きます。そして今日のこの成功の裏には乙女組の四人の大きな成長がありました。それは、乙女組のみんなが自ら踊りや衣装について意見を言ったということです。

 

 

なんでも彼女たちにしてみれば、裾をまくりあげ、くるぶしが見えるくらいで踊るのが普通とのことで、そっちの方がよりリアルさも出るし、自分たちもやりやすいと。

 

 

この提案にてんは言葉を失い、リリコでさえびっくりしていましたが、それより何より彼女たちから発信があったことが嬉しかったようで、てんは自分がこの提案を何が何でも押し通す!と、強く約束したのでした。

 

 

そして本番当日の朝はみんなで揃って朝ごはんを食べ、準備は万端です。てんと藤吉郎は乙女組本人たちより緊張していたようですが、無事に演目を終えることができ、また、「くるぶし」効果なのか、お客さんにも好評で、とても良いスタートでした。

 

 

乙女組の四人は自信がついたことでしょうし、風太やリリコなど、携わった人たちも胸をなでおろしたことと思います。成功を祝してみんなでやった打ち上げもとてもいい雰囲気で、こちらも安心しました。

 

 

もっともっとがんばってもらいたいですね。そして話の最後はなんとキースの渡米宣言。相変わらずバタバタが終わらない風鳥亭でした。

わろてんか78話感想「先生」

今日は乙女組のところに先生がやってきました、そうです、かの有名な、あのリリコ先生です。ああ見えてとても有名な売れっ子女優、そんな人が先生に来てくれて乙女組は大喜びでテンションマックスになっています。

 

 

てんと藤吉郎は本当に人の縁に恵まれていますね。リリコもリリコで普段はわざとお高く止まっているキャラクターを演じているようですが、実はそれは一種のテレ隠しで、本当はとても気持ちのある人です。

 

 

だからてんと藤吉郎から自分に先生として教えて欲しいと言われた時はとても嬉しかったはずです。いろいろありましたが、なんだかんだと女優を続け、風鳥亭の近くにいるリリコ、以前よりずっと愛おしく感じます。

 

 

相変わらずの強気で伊能さんを困らせているところも大好きです。この二人のなかなか進展しない関係も気になるところですが、そこはまた次回に期待することにしたいと思います。

 

 

話を乙女組に戻しましょう。リリコも言っていましたが、乙女組の仕上がりはまだまだ素人のレベルです、でも彼女たちには目標がありますし、一緒に頑張る仲間がいます、そして何よりいい先生と、気にかけてくれる家族がついているので、怖いものはないと思います。

 

 

そしてこれから登っていくのみの彼女たちは誰よりも強いといえるのではないでしょうか。あまり話題に登りませんが、いい先生に教わるということは、実はとてもとても意味のある重要なことだと思います。

 

 

彼女たちの未来が明るいように、風鳥亭の未来も明るいと今日は感じることのできた日でした。

わろてんか77話感想「一件落着」

前回は、てんと藤吉郎の息子の隼也と乙女組の一人のとわがいなくなってしまったというところでお話が終わりました。

 

 

今日はその続きからですが、二人がいなくなったということで、風鳥亭のみんなはてんやわんや、物語としては絶対に見つかるだろうとわかっていますが、みんなが焦る様子を見ていると、こちらまで焦ってくると共に、風鳥亭のみんなはいつの間にかこんなに近い関係になっていたのだな、と嬉しさと微笑ましさも同時に感じました。

 

 

そしてもちろん、ほどなくして二人は見つかるのですが、それがまた伊能さんのお手柄で、相変わらず伊能さんに頼りっきりの風鳥亭です(笑)

 

 

でも、今回のこの件で乙女組の四人の誤解というか、わだかまりは解け、より一層の固い絆ができたようで、それはきっと芸の出来にも影響してくることなので、雨降って地固まるではないですけど、結果的に良かったのではないかと思います。

 

 

いいこと、悪いこと、いろんなことを経ての成長ですからね。そしてもう一つ、とても気に入ったエピソードは隼也がお母さんの近くにいられるからと、芸人さんになることを考え始めたという話です。なんて可愛いのでしょう。

 

 

子供みんなお母さんが大好きですね。こんなことを言われたらお母さんは嬉しすぎて泣いてしまいますよね。特に男の子の場合は小さい時ほどお母さんにべったりと言いますが、大きくなるにつれて変わっていくのかな。

 

 

いずれにしても、親というのは子供にとって一番身近な存在で、その背中を見て育つものだと思いました。どちらにとっても今しかない「今」というこの瞬間を大事にしたいですね。

わろてんか76話感想「商売人」

大阪での新しい生活が始まった四人娘、たかだか四人とはいえ、いろんなタイプがいるので、早速ぶつかっています。

 

 

共同生活なので、当番制で炊事や掃除などを行うのですが、その出来ややり方で揉め、そしていざ稽古となると、やはり上手な人とそうでない人の差が出てしまい、そこでも揉めます。

 

 

雇い主としては、同じ出身で同じ目標を持つ、同じ境遇の仲間同士仲良くやって欲しいものですよね。でも、女子が数人集まれば賑やかになり、そして争いが起こるのも世の常です。

 

 

その渦中にはとてもじゃないけど入りたくありませんが、外から見ているぶんにはとても面白く、そして微笑ましい光景でもあります。

 

 

もうすでにいろいろなことが起こっているように、彼女たちにはこれからもっといろんなことが起こると思いますが、その全てが良い思い出となり、これからの人生を形成する礎となるのだと思うと、がんばって!

 

 

と、大きな声で応援したくなるとともに、少し羨ましささえ覚えます。若いというのはそれだけ伸び代があるということ、彼女たちの今後が楽しみです。

 

 

それにしても、あの時代に女子寮が完備されていて、寝食の心配をすることなく稽古に励め、寄席への出演という目標に向かって全力でサポートしてもらえるというこんな恵まれた環境はなかなかないですよね。

 

 

風鳥亭の世間知らず?!とも言える好待遇には毎回驚かされます。これも藤吉郎とてんの人柄でしょうか。商売に向いてない二人だと思った時期もありましたが、人情や気持ちを第一にしながらも、ここまで結果を出せた二人は立派な商売人だと思います。

 

 

これからもそのスタイルを貫き、二人らしい商売を続けて欲しいですね。そして来年はまたどんなことが起こるのか、楽しみにしています。

わろてんか75話感想「四人娘」

島根から四人の娘たちが大阪にやってきました。彼女たちはとてもフレッシュで明るくて、風鳥亭の雰囲気も一気に変わりました。

 

 

喜ぶアサリに拗ねるキースなど、それぞれの反応も様々ですが、いずれにしてもみんなこれから一緒に頑張っていく仲間、いえ、家族です。みんなで助けあいながら仲良くやって欲しいですね。

 

 

でも、早速頭を悩ませることも起こりました。四人とも芸が上手にできない!もちろん、素人ですしこれから稽古を積んでいくのでそれでいいのですが、風鳥亭はこれまで芸人さんの派遣を受けたり、管理をしていただけなので、芸を人に教えたり、稽古をつけたりという経験がほとんどありません。

 

 

そう考えるとこれはなかなかの挑戦ですね。経営と芸を教えることは違うことなので、うまく形にできるかどうか、今後にも繋がってくることだからこそ、とても大事な局面かと思います。風鳥亭総出でがんばってもらいたいですね。

 

 

そして今日の一番の注目ポイントはてんの世話好きな部分をもっと知る事が出来た事でしょうか。てんは天真爛漫なうえ、育ちもいい事から、他人をお世話するよりは誰かにお世話をされながら自分の道を行く、というようなタイプだと思っていたので、こんなに母心があるのかと少し驚きました。

 

 

特に、そこまで年齢も変わらない四人に対して、私は大阪でのお母さんです、と言った時は少し笑ってしまいました。

 

 

でも、経営者としての役割はもちろんですが、ひとり故郷を離れ、新しい場所で新しいことを始める不安など、てんも経験してきたことだからこそ、彼女たちの気持ちがわかるのかもしれません。

 

 

いろんなことを経験することで人は大きくなり、豊かになりますね。てんの存在が彼女たちにとって助けになり、のちに彼女たちも誰かに同じことをしてあげられるような人になっていたら最高ですね。

わろてんか74話感想「新婚旅行」

昨日に引き続き、島根で新しい演目のヒント、そして出演者を探している藤吉郎とてん、経営者ぶりがすっかり板についてきました。

 

 

大阪へ行ってもいいというお嬢さんたちを面接し、選びますが、やはりクオリティに関しては大阪とは違うようです。

 

 

どちらがいい悪いということではなく、ここらの子はみんな土くさいというか、純朴さとあどけなさを持ち合わせている子が多く、この子たちを入れることによって風鳥亭が変わることが期待され、新しい風が吹くことは確実です。

 

 

決して簡単なことではありませんが、人間でもどんなものでも、絶えず進歩することを考えていなければいけないということを改めて考えさせられました。

 

 

一方で、女性をたくさん抱えるということは、男性を抱えるより色々と考えなければならないことも多く、大変なことだと思いました。しかし、女性には女性の良さがありますし、いつまでも男性をメインにしておくわけにもいきません。

 

 

てんのそういう新しいというか、誰も、何も区別することなく全てをフラットな視点で見られるところは本当に素晴らしいと思います。そういう無意識のバイアスのなさが人を惹きつけ、自然と周りに人を集めるのだと思います。

 

 

そしてナレーションにもあったように、今回のこの旅が図らずとも藤吉郎とてんにとっての新婚旅行に相当するものとなり、二人ともどこかとても嬉しそうでした。そういった意味でも今回の一連の出来事はとても思い出深いものとなったはずです。そして、面接はまだまだ続きます

わろてんか73話感想「新たなステージへ」

あっという間に大きな組織となった風鳥亭、もう会社と言える規模になりました。基本的には全てを藤吉郎が取り仕切っていますが、てんは変わらず経理を担当し、その下にトキがヘルプでついていて、トキにとっては大出世です。

 

 

また、各寄席の席主、今でいうところの店長でしょうか、それらを風太がまとめていて、そうですね、今でいうところのチーフマネージャーでしょうか、組織としての指揮系統もきちんとしていて、とても頼もしい会社になりました。

 

 

でも、その中にも家族産業的な暖かさもあり、なかなか良い雰囲気で、一気にレベルアップした印象を受けました。

 

 

もちろん、風太とトキのお決まりの掛け合いも健在で、もしかしたらこのアンバランスさが風鳥亭の経営のポイントなのではないかと思うほどです。

 

 

自分たちで始めた事業が大きくなっていく過程は、大変なことも多いと思いますが、その分充実感にも溢れていて、とてもやりがいのあることでしょう。これまで歩んできた道を知っているからこそ、その努力を賞賛し、祝福する気持ちでいっぱいです。

 

 

そして波に乗っている風鳥亭は早速新しいことにも着手しました。風太の発案ですが、藤吉郎も新しいことに対してはとても貪欲で、また何かが始まろうとしています。

 

 

チャレンジなくして進歩もないので、うまくいくことを祈っていますが、身の丈に合ったことをやっていく謙虚さも必要ですよね。なのであまり欲張りすぎず、一歩一歩ゆっくりでいいので確実に行けるようがんばって欲しいですね。

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