ドラマやスポーツ等についてつづっています

ドラマやスポーツのことについてあれこれと書いています。

わろてんか47話感想「前を向いて」

お父さんの訃報を知り、とても落ち込んだてんですが、藤吉郎やお母さんの支え、そして仲間が与えてくれる「笑い」を全身に受け、落ち込んでいるだけじゃなく、お父さんも応援してくれた自分がやるべきことをやろう!

 

 

という気持ちに切り替えられたようです。幼い頃からそうでしたが、見た目より芯が強いてん、今回もきちんと立ち直ってよかったとホッとしていたら、立ち直ったどころか、逆にいつもより張り切っているではありませんか。

 

 

まるで風鳥亭を大きくすることがお父さんへの供養とばかりに、次から次へといろんな提案をします。中でも料金を下げるという案は、リスクも大きかったですが、結果的には見事に当たり、売り上げを増やすことに成功しました。

 

 

てん、ノリに乗っています。でも全ての提案は謙虚に、お客さんのことを、そして笑いのことを一番に考えながらのものです。今日のてんは商売の真髄に触れているような気がしました。

 

 

そしてもう一つ、嬉しいこともありました。そうです、ついにお母さんに北村家の嫁として認めてもらえたのです。お母さんの口からいい加減早く祝言を挙げて欲しいと言われ、藤吉郎もてんも、そして私もびっくりしました。

 

 

お母さんの相変わらずのわかりにくい表現でしたが、藤吉郎もてんも嬉しかったと思います。そして時は経ち風鳥亭をオープンして一年が経った頃、ついに藤岡家から借りていたお金の返済が終わりました。

 

 

二人ともよく頑張りましたが、ここからが二回目のスタートです、引き続き頑張って欲しいと思います。

わろてんか46話感想「お父さん」

昨日のラストで、風太風太らしからぬ雰囲気でてんを訪ねてきた時から、多分こんな感じのことだろうなぁと予想がついていましたが、やはりてんのお父さんが亡くなったとのことでした。ただ一言、悲しいですね。

 

 

なんでも四十九日の法要も終わったとのことで、もう本当に会えないし、ひとめ見ることも叶いません。てんはお父さんの体調が良くなかったことも知らなかったので、余計にビックリしたと思いますし、信じられない気持ちしかないことでしょう。

 

 

でも現実は現実、いくら辛くても受け入れなければなりません。ただ、頭ではわかっていても、心はそう簡単についてくるものではないですよね。

 

 

勘当同然で家を出た時から、さよならを言えないというようなことが起こる可能性があることは、てんも重々わかっていたはずですが、まさかこんなに早く訪れるとはさすがに私も予想していませんでした。

 

 

てんの今の辛さもさることながら、自分がもう死ぬとわかっていてもてんには知らせないというお父さんの心、そしてそんなお父さんの言いつけを守って、残されるものとしての使命を果たしたお母さん、りん、そして風太

 

 

それぞれが違った立場であるからこそ、違う種類の痛みと辛さを抱えていたと思います。みんなの大変さを想像し、ただただ胸が痛くなりました。

 

 

そして藤吉郎とお母さんは、てんの気持ちを理解した上で、これから共に生きて行く伴侶として、また、同じく子供がいる親の立場として、それぞれてんを勇気付けてくれ、この二人の存在に救われたてんでした。

 

 

でも、てんにはもう新しい家族もいるし、仲間もいる。お父さんからもらった言葉もあるので、それを胸にお父さんの遺言通り、笑って生きていってほしいと思います。

わろてんか45話感想「次々と」

てんの機転のきいた冷やしアメの販売で、お客さんをたくさん集めることができた風鳥亭ですが、そんな二人の商才を見込んで伊能さんからてんを貸して欲しいと提案がありました。

 

初めは伊能さんの意図がわからず、戸惑っていたてんですが、伊能さんの商売、いえ、ビジネスへの考え方や熱意を感じ、また自分たちとは違うフィールドで戦い、頑張っている姿に感銘を受けたようでした。

 

何より伊能さんはそれ自体を楽しんでやっているので、その姿勢は本当に素晴らしいと私も思いました。

 

一方で藤吉郎はてんを貸して欲しいというお願いにちょっとした嫉妬心を抱きながらも、冗談に決まっているとあしらおうとしたところ、お母さんが出てきて伊能さんに交換条件を出しました。

 

そしてその提案がまた名案で、やはりお母さんはいい腕を持っていますね。商売のためなら自分の息子でさえも最大限活用する、そうです、イケメン二人を広告塔に街を練り歩き宣伝活動をさせたのです。

 

それが女性陣にウケ、風鳥亭はまたお客さんでいっぱいになりました。そしてそんな藤吉郎の姿に今度はてんがちょっぴり嫉妬をしてしまうところもなんだか可愛かったです。

 

そんなこんなを経て風鳥亭は、これまでの寄席とは違う、女性でも子供でも誰でも楽しめるような場所にしたいと、また新しい考え方での新しい挑戦が始まりました。

 

藤吉郎とてん、そして伊能さんと三人で商売について語り、相談しているシーンはとても楽しそうで希望に満ち溢れていてよかったです。でも、二人にとって伊能さんはますます重要な存在となってきましたね。

わろてんか44話感想「僕には君が必要なんだ」

わろてんか44話は、啄子が寄席に入るところから始まります。啄子は商いの根本は船場と変わらないはずといい、てんに向き直り始末・才覚・算用の意味をてんに確認します。

 

 

そして、まず、失ったお客さんの信用を取り戻すこと、その知恵を絞るとことがてんの仕事だと啄子はてんに言って聞かせます。てんは嬉しそうに「きばりやす」と返事していました。

 

 

てんは寄席の呼び込みを始めます。啄子は団扇を借りてきて、扇ぎながら呼び込みをします。すると、客さんが一人誘われて入って行きます。雨上がり、寄席の最中にてんはお客さんの下駄を磨いています。

 

 

きれいになった下駄を見て、お客さんはてんの仕事に気づいてくれます。お客さんが喜んでくれたことに嬉しそうに下駄磨きを続けていると、亀井さんも感心して声をかけて手伝ってくれます。

 

 

啄子もてんの考えが良いと持ったのか手伝いに入ってくれました。さらに藤吉も鼻緒を直し、これをすることでお客さんがまた来てくれると啄子は確信していました。地道にサービスをしていき、徐々に客足も戻って来きたようです。

 

 

てんは芸人さんに冷やし飴を頼まれて、てんは冷やし飴を買ってきます。冷やし飴はショウガと水飴で作った飲み物だそうです。芸人さんがおいしそうに飲んでいるのを見て、てんはこれはいいかもと、翌日冷やし飴を大量に入荷してきました。

 

 

啄子は冷やし飴でお客の呼び込みをしようと、店先で売ることを提案します。てんが寄席の前で冷やし飴を売っていると、お客さんが買って飲んでくれますが、冷たくないと言われてしまいました。

 

 

冷たいはずなのにと首をかしげていたてんは、キースが冷たい氷を肌に直接当てて涼んでいるのを見て、大きな氷の上に冷やし飴の瓶を並べて売り出します。見た目が涼しげな様子に冷やし飴は大好評でたくさんのお客さんが冷やし飴を飲んでいます。

 

 

冷やし飴を売っていると、伊能氏が現れて、藤吉に話がある様子でした。伊能氏は、活動写真の輸入を始めたこと報告して、藤吉とてんが感心していると、伊能氏は「焼けるなぁ」とこぼします。

 

 

母親や許嫁に恵まれ、商売も上々なことを伊能氏が言うと、藤吉はまだまだ売り上げは上がってないことを話します。しかし、伊能氏は藤吉に「おてんさんを僕に貸してくれないか」と突然依頼します。

 

 

「僕には君が必要なんだ」と言われて、てんが戸惑っているところで今回のお話はおしまいです。

 

わろてんか43話感想「啄子参戦」

わろてんか43話は、風鳥亭の楽屋へ藤吉が挨拶をするところから始まります。開業して三カ月、芸人さんが増えたおかげで、お客の入りは以前よりは増えていました。

 

 

しかし、寺ギンさんに納めるお金が高すぎてなかなか売り上げは上がりません。啄子は内職をいつまでやればよいのかとため息が出てしまいました。てん宛てにりんからの手紙には、りんは祝言を挙げた報告が書かれていました。

 

 

てんは素直に喜んでいますが、妹に先を越されたままだったら面目が立たない、北村の名も宙に浮いたままだと言い捨てて隣の部屋に行ってしまいました。啄子に厳し目の嫌味を言われて、藤吉もてんも頑張ろうと気合を入れなおします。

 

 

隣の部屋でそのやり取りを聞いていた啄子は少し心配そうにしながら、手元にあった自分宛ての絵葉書を見つめて考え込んでいました。

 

 

寄席では、今までで一番お客が入ったと喜んでいましたが、寺ギンさんにほとんど分け前を取られてしまうので、芸人仲間たちに渡せる出演料があまり変わらないとがっかりしています。

 

 

キースと吉蔵は寺ギンさんには黙っていれば分からないと、売り上げを懐にしまいこんでしまいます。そこへ寺ギンさんが現れて、キースと吉蔵が懐にしまったお金まで、しっかり回収していってしまいました。

 

 

売り上げをあげるためには、お客さんをたくさん寄席に入れなければなりませんが、座席には限りがあります。そこへ、亀井さんがいい方法があるとにっこり笑います。

 

 

亀井さんはお客の回転を上げようと、寄席の客席に火鉢を隠して置き、暑さでお客を追い出してしまいます。さらに、同じ芸人さんを出して、一蹴したと思いこませて帰らせてしまいました。

 

 

亀井さんのやり方に藤吉とてんは心配してしまいます。このやり方で、寄席を潰してしまったのではと考えて余計に心配してしまいます。案の定、お客が減ってしまい。またガランとした客席になってしまいました。

 

 

てんと藤吉が慌てて呼び込みをしますが、離れていったお客さんは入ってくれません。夜、家に入ろうとすると、啄子が現れて、せっかくついてもらったお客さんになんてことするのだと怒られてしまいました。

 

 

亀井さんがやらかしていましたが、お客さんを大事にする事を店主として忘れてしまっていることに啄子は商売人として許せなかったようです。

 

 

とうとう啄子はてんに半纏をよこせと言い、半纏を羽織るところで今回のお話はおしまいです。もう二人だけには任せられないと、寄席に参戦することにしたようです。

わろてんか42話感想「時うどん」

わろてんか42話は、文鳥さんの寄席から始まります。お客さんたちがやってほしいお話をリクエストしています。しかし、文鳥さんは藤吉がお願いした「時うどん」を騙された気持ちで見てくれとお願いしました。

 

 

「時うどん」は、15文しかもっていない男二人が16文のうどんをどうにかして食べようとするお話でした。オチの部分は私も観ていて笑ってしまいました。

 

 

文鳥師匠役の笹野高史さんは噺家さんではありませんが、とても上手に演じていて感心してしまいました。さすが俳優さんはすごいですね。文鳥さんのお話にみんな夢中で笑って観ています。オチの後の大拍手に藤吉は感動して目がウルウルしていました。

 

 

文鳥さんの出演は1回だけ約束です。「うどんと同じで冷めたらまずくなる」と寄席をうどんに例えて、文鳥さんはここからどうやって味付けしていくかは二人次第だと言って帰って行きました。

 

 

記者たちは主席の藤吉にも取材をしています。そこへ楓がてんに声をかけてきました。記者をやりながら夢を目指していると伝え慌てて記事を書きに帰って行ってしまいました。てんがお願いするまでもなく、しっかり良い記事にして新聞に載せてくれました。

 

 

それを読んで、みんなが舞い上がっています。オチャラケ派の寺ギンさんは無言で新聞を丸めてしまいました。伊能氏も藤吉たちと文鳥さんの寄席が大盛況だったことを喜んでいましたが、寺ギンさんがやってくることまで予想していたようで、寺ギンさんに引き継ぐように帰って行きました。

 

 

寺ギンさんは自分のところの芸人を出してくれると提案してきました。思わぬ展開に藤吉とてんが「よろしくお願いします」と喜んでいると、寺ギンさんは「七分三分や」となぜか寺ギンさんが七分で藤吉たちが三分という取り分を主張して出ていってしまいました。

 

 

藤吉たちが追いかけようとすると、暖簾からニョキっと亀井さんが現れて、下足番として雇ってくれと笑っているところで今回のお話はおしまいです。来週の予告で、リリコと風太が夫婦漫才風に来週の予告を小気味よくしていて面白かったです。

 

わろてんか41話感想「満員御礼」

わろてんか41話は、キースがてんのもとにあさりさんを引っ張ってくるところから始まります。あさりさんは「ここは終わりや」と言い捨てて立ち去っていってしまいました。違う寄席に呼ばれて行ってしまったようです。

 

 

あさりさんが立ち去り、芸人仲間がガックリしていると、てんは、自分がこの寄席を守って見せると声をあげました。藤吉が寄席に戻ってくると、寄席の扉が閉まっていました。

 

 

中にはてんだけが居て、あさりさんの事を伝えます。残った芸人さんだけで回すのは限界だといい、てんは藤吉にもう一度、文鳥さんにお願いしに行こうと提案します。

 

 

伝統派の芸人さんをこの寄席で出すことは一度断られていると藤吉が反論すると、てんは文鳥さん自身に舞台に出てもらおうと思いきったことを言いだしました。てんはカレーを作って文鳥さんのところに持っていきます。

 

 

藤吉が味見するとびっくりするくらい甘いカレーでした。そのカレーを文鳥さんは「辛いカレーだ」と言って喜んで食べていましたが、文鳥亭の芸人さんを出すのは断ったはずだと念押ししてきます。そこで藤吉は文鳥師匠に出てほしいと告げました。

 

 

文鳥さんのお弟子さんは怒りだしますが、文鳥さんはそれを止めます。面白いことを言うと話のつづきを聞きます。藤吉は小さいころから大好きだった文鳥さんの昔の噺をマネします。麺を啜るマネは結構うまいと思いました。

 

 

藤吉は、あの芸をもう一度みんなに見せたいと熱く語りました。てんはお客さんが置いて行った文鳥師匠のチラシを出して、そのチラシを持っていたお客さんは「ほんまもんの芸」を見たがっていたと教えました。そして二人で頭を下げて頼み込みます。

 

 

てんはみんなにもっと笑ってもらいたいと笑顔で訴えます。文鳥さんは風鳥亭の色はてんの言っていることかと確認します。そして、カレーうどんのお礼として一回だけ出ることを許してくれました。

 

 

芸人仲間に伝えると、みんな信じられない様子でした。二人は伊能氏にもお礼を言います。甘いカレーは伊能氏から聞いた話を参考にしたからです。安心している二人に、伊能氏は文鳥さんが出た後どうするのかを聞きます。

 

 

相変わらず二人はノープランでした。そこで、伊能氏は新聞を取り出し、これで大々的に書いてもらおうと提案します。風鳥亭では文鳥師匠が出るということで、寄席は大盛況です。

 

 

満員御礼の札が出ていました。吉蔵は夢だと信じられない様子でした。新聞記者も押しかけて、本当に出るのかと訝しんでいると、あの楓が現れてほかの記者たちと一緒にメモを取ろうとしていました。

 

 

自分の夢を実現しようとしている楓が好きになりそうです。支度中の文鳥さんは弟子たちに、こんな寄席に出ないでくれと訴えかけられていました。しかし、文鳥さんは無言で支度を続けます。そして、いよいよ文鳥さんが舞台に出るところで今回のお話はおしまいです。

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